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第45話 ページ46

イ「……見えた?」




こっそりとそう尋ねて来たのは、イルミ=ゾルディック(今は変装中なのでギタラクルだが)だった。




ヒ「……包丁と魚を取って、捌いたような動きをした所までは見えたかな♤」

イ「だろうね。オレもそこまでしか見えなかった。」




二人とも闘いが中心の生活の為、相当な動体視力の筈である。にも関わらず、それを軽々と飛び越えて見せる水華。




イルミは少しばかり興味深そうに水華を見つめる。




ヒソカもニタリと妖しく笑って、その後の水華の行動の観察を続けた。








メ「あーもォ!怒鳴ったらますますハラ減ったわ、さぁ次の挑戦者いらっしゃい!」

『正直自信しか無いぞ!!食え!』




そう言った水華が差し出してきたスシを見て、メンチは目を見張った。そして目をこすった後、水華の顔とスシを交互に見て感嘆の声を漏らした。




メ「…これ、あんたが?」

『うむ!その通りだ!!臭みが出ないうちに召し上がって頂けると有難い!!』

メ「あ、ああ……そうね」




見た目が合っていても味が酷いなんてことは良くあることだ。形だけ綺麗に出来ていても意味が無い。




どうせ味は不味いっていうオチでしょ、なんて考えながらメンチはスシを口に運ぶ。




しかしその考えは一瞬にして砕かれる。まるで本場であるジャポンで食べた時のような、あの懐かしい美味しさが口の中に広がる。




暫しメンチが放心状態。遠くから見ていたキルアは不味すぎてメンチが死んだのかと心配した。




メ「………これ、ほ、ほんとう、に………あ、あああ、ああんたが……?」

『如何にも!!どうやら俺は料理下手だと思われやすいらしくてな!!!俺の手料理を初めて食べた奴は皆似たような反応をする!!!』




いつまで経っても水華が合格かどうかの判断を出さないメンチに、ブハラが声を掛けるも返答無し。




それから少し待った。メンチが突然立ち上がったかと思えば、勢い良く水華の手を握って一言言い放った。




メ「アンタ……あたしの弟子にならない?」




一瞬にして会場が静寂に包まれる。後ろに「しーん」と文字が出そうだ。




驚いていた水華だったが、にこりと満面の笑みを浮かべるとはっきり大きな声で答えた。




『丁重にお断りさせて頂こう!!!』

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むむ(プロフ) - キナコモチさん» キナコモチさん落ち着いてください…私も似たようなテンションなんですから……続☆編です!!ひゃあああああああ頑張ります!!ありがとうございます! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 麗奈さん» 可愛いよな……(真顔)続編喜んでいただけて嬉しいです!頑張ります! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 続☆編キタァァァァァアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!щ('∀')щウィーーー (2019年10月6日 11時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
麗奈 - 続編(゚∀゚)キタコレ!!、水華可愛い…(真顔 更新頑張ってください。 (2019年10月6日 11時) (レス) id: 91fcdb8923 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 大丈夫だと思っておきますね! (2019年10月3日 16時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むむ | 作成日時:2019年6月29日 22時

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