【HUNTER×HUNTER】鬼殺隊柱の冒険譚。【鬼滅の刃】

第32話 ページ33

うっうぅ…コメントありがとうございます…コメント少ないから嬉し……
単純な作者はこれで頑張れます！！更新遅くなりごめんなさい(泣)
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『ううむ迷った！！ここは何処だ！？ゴンは何処だ！？

ついでに豚も何処だ！！！』



あの後二次試験の説明があった。




簡単に纏めると、ブハラの二次試験第1部でブハラに料理を提供、そこで合格したものがメンチの第2部を受けられるというものだった。




そしてブハラに提供しなければいけない料理は豚の丸焼きということで、水華はゴン達と共に森の中へと入っていった。




………そう、‘ゴン達と共に’入っていったはずなのだ。




二次試験の第1部が始まった瞬間、水華は驚異の方向音痴で迷子になった。




今までは鎹鴉が道案内してくれたものの、ここではそんな付きっきりの案内者(ナビゲーター)は居ない。水華はあっという間に逸れてしまった。




『まぁどうとでもなるだろう！！下手に動くのは良くないが致し方あるまい！！』




そう言って水華はずんずん先に進んでしまう。その間も注意深く辺りを見回して豚を探すが、一向に見つからない。




水華は突然立ち止まり、大きな声で話し出した。




『んむぅ！！豚というのはどうやって探せば良いのやら！！！取り敢えず鳴き真似でもしてみるか！ピギーーーーーーーーーーーーーーーーーッ！！！』




水華の奇声は木霊して消えていき、バサバサと木の枝から鳥が飛んで行った。側から見たらかなりの危ない奴である。




『……ふむ！なかなかの声量で叫んだ筈だが！！




何(・)も(・)出てこないな！！！まぁ別にこれで出て来るとは思っていない！！




精々粘ってくれ！！無駄だがな！！』





本当に危ない奴である。

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