第23話 ページ24
もう4、5時間は走っただろうか。沢山の足音がトンネルの中を木霊する。
レオリオの呼吸は荒く、足取りもおぼつかない。疲労が目に見えてきている。
ゴ「大丈夫？」
ゴンが心配して声をかけるが、言葉を発して返すこともままならない。どこからどう見ても大丈夫ではないが、ほんのすこしの強がりで親指を立て「大丈夫」というサインを送った。
ハンター予備軍でさえ化物の集まり。選ばれた者しかなれない職業。
レオリオより年下のゴンやキルアでさえまだ息ひとつ乱れていない。ヒソカを背負い走っている水華だってまだ余裕そうだ。
レオリオの足が止まる。息が苦しく、足が上がらない。
ゴ「レオリオ！」
『レオリオ！？大丈夫か！？』
ゴンと水華が心配して足を止める。キルアも止まるが、そこに心配の色はない。
キ「ほっとけよ、遊びじゃないんだぜ。ゴン
水華も！いい加減ヒソカ下ろしたらどうなんだよ？」
『むぅ！しかし…』
心臓の音がうるさい。喉が痛くて、咳き込みそうになる。
止まりたい、諦めたい。
そんな思いが頭を過っても、脳裏に浮かぶのは病気で死んでしまった友人の顔だった。
レ「……ざけんなよ」
蚊の鳴くような声が、小さく頭に響く。
全身に力を入れて、もう一度踏み込む。
レ「絶対ハンターになったるんじゃーーーーーーーー！！くそったらァ〜〜〜〜〜〜！！
うおおおおおおおおお！！」
そう叫んで全速力で走り出したレオリオを見て、水華とゴンは顔を見合わせて微笑んだ。
少し前の方で追い抜かされたクラピカも「レオリオ……？」と困惑している。
60km地点通過、脱落者__________いまだ0名
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むむ(プロフ) - キナコモチさん» キナコモチさん落ち着いてください…私も似たようなテンションなんですから……続☆編です！！ひゃあああああああ頑張ります！！ありがとうございます！ (2019年10月6日 12時) (
レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 麗奈さん» 可愛いよな……(真顔)続編喜んでいただけて嬉しいです！頑張ります！ (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 続☆編ｷﾀｧｧｧｧｧｱｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ!!!!!!!!!щ('∀')щｳｨｰｰｰ (2019年10月6日 11時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
麗奈 - 続編(ﾟ∀ﾟ)ｷﾀｺﾚ!!、水華可愛い…(真顔 更新頑張ってください。 (2019年10月6日 11時) (レス) id: 91fcdb8923 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 大丈夫だと思っておきますね！ (2019年10月3日 16時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むむ | 作成日時：2019年6月29日 22時
