＿＿＿＿４ ページ25
You side.
大「好き。それ以外でどう伝えたらいいかわかんない。」
「そんな...急に言われても、分かんないです、」
大「すぐじゃなくていい、考えて、その上で振ってくれてもいいから。」
その表情が何だか切なくて、離してはいけないと、本能がそう言った気がした。
でも、私の手は動かない。
大「.....そんな顔されたら期待しちゃうんだけど、」
「、っ」
私、今どんな顔してたんだろう。
分からないけど、とにかく頬が熱くて堪らなかった。
大「意識してくれてんの？」
「あのっ、」
大「ん、？」
眉を上げ首を傾げた先輩の表情は柔らかくて、優しくて、それだけで心臓がドクドクと大きく跳ね上がってしまう。
「この気持ちがなんなのかわかんないんです、ホントに。でもっ、」
大「でも？」
「今、すっごい心臓が痛いです、くるしいです、
.....でも、嫌じゃないです。」
先輩は大きな瞳を更に見開いて、私を見つめた。
大「ダメだ俺、めっちゃ嬉しい.....」
先輩は眉間に皺を寄せながら目を瞑った。
大「ごめん、ちょっとだけ。」
そう言ってキュッと私の指先を握った。
耳まで真っ赤にした先輩を見て初めて、可愛いと思ってしまったんだ。
.
大「その苦しいの理由、俺が教えてあげるからさ、これからも一緒にいてよ。」
先輩×隣にいたい×桃 fin.
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cleam(プロフ) - 愛さん» コメントありがとうございます！短編集なので、タイトルどおり『息抜き』になっていたら嬉しいです＾＾他担様にそう言っていただけると、書いてて良かった〜！と思えます( ；∀；)是非、ここだけは他色くんたちにハマってみてください！笑 (2021年2月2日 10時) (
レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 初めまして。こちらの小説大好きです。黒さんが一番好きなのですが、cleamさんのせいで青さんや他色まで気になって仕方ないです(笑)リアリティ過ぎ！大好きです！ (2021年2月1日 13時) (レス) id: ee826c6c27 (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 雪の王子様さん» 嬉しいお言葉ばかりで泣きそうです...！私も頭の中でこんな現実がいいな〜っていつも思ってるのでお仲間ですね（笑）情景が浮かびやすいようにしているつもりなのでそう言ってもらえてとても嬉しいです！お読みいただきありがとうございました（＾_＾） (2020年11月6日 21時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
雪の王子様 - コメント失礼します。すごくドキドキしながら読ませていただきました！こんなことが現実で起こってくれたら…泣 描写の仕方などがお上手だったのでお話にすぐ入りこめました。素敵なお話ありがとうございました。 (2020年11月6日 19時) (レス) id: 0ec33589bd (このIDを非表示/違反報告)
cleam(プロフ) - 黒糖きな粉さん» いえ！こちらこそありがとうございます！もう暫くお待ちください〜( ^ω^ ) (2020年10月7日 12時) (レス) id: d9a9e1fa04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cleam
| 作成日時：2020年9月14日 22時
