◇君のおかげで湧くidea ページ14
・
ヒョンソク「おっ？Aって作曲してたっけ？」
「実は練習生の時してたんです」
ヒョンソク「うぁ、しらなかったな」
「デビュー決まってからはオッパ達がしてるのでわたしはいいかなって」
作詞作曲をするメンバーが多数いる中、彼らの熱意には劣ると考えたAはデビューする前に作曲をするのをやめた
独学で始めたそれは今でこそ、パソコンひとつで出来ちゃうことだが、Aは一つ一つ楽譜におこすのが好きだったらしい
「ちなみにこれは、当時一緒に練習してた女の子がやめた日に思い付いた曲です」
ヒョンソク「重いな。」
「練習生の時なんてそんなもんです」
ヒョンソク「誰かに聞かせたことは？」
「んー、社員さんにはあると思います。メンバーはないかな？」
ヒョンソク「じゃあ、俺が初めて？」
「そうですね、笑」
質問の多いヒョンソクに思わず笑ってしまうA
あやふやな記憶でも体は覚えているようで
自然と彼女の指が鍵盤を弾き始めた
ヒョンソク「さっきとは違う曲？」
「はい たしかー、…あっ月末評価で褒めてもらえたのを思い出したときに思いついたメロディです」
ヒョンソク「おー笑 ウリA天才だね？」
「いやいや、途中で飽きちゃうので出来上がった曲はありません」
何か考えるそぶりは見せるヒョンソク
作業室へ行けば色んな機械もあるからやりやすいけど
パソコン一個でも出来ないことはない。
薄暗い部屋に置いてあるノートパソコンを開き
いつも使っているソフトをAにみせた
「オッパの曲達ですか？」
ヒョンソク「うん、一緒に作ったのもまとめてあるんだ」
興味津々にパソコンを覗くAに彼女が気に入りそうな曲を再生して、聞かせる
「耳が幸せですね、」
ヒョンソク「大袈裟笑 結構ボツ貰ってるから」
「んー…もったいない」
椅子を彼女に譲り、ヒョンソクはAの後ろにまわると画面をひとつずつ彼女に教える
ヒョンソク「ここを押すとキーボードの音が出て、ここが追加ボタン、このボタンが上書き保存ね」
「あ、聞いたことありますっ 癖でずっと押しちゃうって」
ヒョンソク「有名な人の話だね？」
「でもなんでわたしに？」
ヒョンソク「ん？ちょっとだけAの音楽聞かせて」
無茶振りがひどいぞチェヒョンソク
「はて？」
ヒョンソク「あははっ 一緒にやるから」
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1450人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
bekuta- - アサヒとのお話最高です (2月16日 21時) (
レス) @page47 id: 9b5bbe83fc (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - りりちゃんさん» ええ泣いていいですか😭🩷うれしすぎます、、、‼️ぜひぜひ番外編でお会いしましょう‼️私の中でも大切な大切なお話なので妄想力働かせて必ず作りたいです！ (10月20日 23時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
りりちゃん(プロフ) - また読みに戻ってきちゃいました😭この作品本当に大好きです！他の作品も読まさせていただいていますが、この作品は特別好きなのでもし機会がありましたら番外編などお待ちしております！ (10月20日 2時) (レス) @page47 id: 0c4dd5db53 (このIDを非表示/違反報告)
ちょえ(プロフ) - えむさん» 了解です。 (2022年8月4日 22時) (レス) id: 0039700096 (このIDを非表示/違反報告)
えむ(プロフ) - ?.さん» ご報告ありがとうございます。わたしも確認したところ消されていました。ご迷惑をお掛けしてごめんなさい。 (2022年8月3日 12時) (レス) id: 232e126d99 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：えむ
| 作成日時：2022年5月12日 16時
