検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:87,558 hit

debut ページ9

2017 1月


オーディションを勝ち抜き、二度の武者修行を終え、やっと掴んだデビュー。
それと同時にメンバー17人での共同生活が始まることになった。


グループラインに送られた住所をマップで検索して探す。
本当は翔平さんと一緒に行くはずだったんだけど、あの人寝坊したから、置いてきた。
ちゃんと連絡はした。「先に行ってます」って。

大きな荷物はすでに業者さんに頼んで運んでもらっている。
リュックに詰め込んだ荷物は地味に肩に来る。

「あ!来たー!陣さん、A来ましたよ!」

玄関前で出迎えてくれたのは、テンションの高い北人さん。

『なんでそんなにテンション高いんですか北人さん?』

「なんか分かんないけどこういうのってテンション上がるくない?」

『まぁ、分からなくもないけど。』


「おーい、そこで盛り上がっとらんと中入り」

『はーい。じゃあ北人さん、またあとで』


北人さんと別れ、家に入った。

玄関広っ、廊下長っ、部屋いっぱい!

「ワクワクするのは分かるけど、荷物置いてきな。リビングにみんな集まってるから」

「それと、A翔平と来るって言ってなかったっけ?」

『あぁ、あの人寝坊したんで置いてきました』

そうか、と返されるくらい翔平さんの遅刻癖は慣れたものになってしまっている。


「みんな揃ったら部屋決めするから。くじ引きで」

『分かりました〜』

そこからみんなが揃うまで、YouTube見たり、家族に連絡したり、まだ着いてなかった海青くんにスタ連したりして、時間を潰した。海青くん、最初の方は律義にスタンプ返してくれた。

数分経って、寝坊していた翔平さんも集合時間前にはちゃんと着いて、部屋決めが始まった



「「せーのっ!」」


隣にいた海青くんのくじを見てみる。あ、一緒だ。

みんなが同じくじで集まり始める。
僕ら二人のところには山しょーさんが来た


部屋は三階の端になった。
荷物を運んで、荷解きを始めた


「Aなんでそんな荷物多いん?」

『全部持ってけって言われました』

新品をこっちで買おうと思ったけど、家族がこれ持ってったら?これもどう?とかダンボールに入れるものだから、不本意だけど、荷物が多かった。今度実家帰ったら、こいつら全部持って帰ってやる。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (111 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
405人がお気に入り
設定タグ:THERAMPAGE , 男主 , EXILETRIBE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:くろ | 作成日時:2019年10月24日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。