次の任務は超生物を退治することでした！

Prolog ページ2

時刻:夕方辺り


タッタッタッ！！


不味い、不味い、不味い！

辺りには私の走る音が響き渡る


ガラッと音を立て教室のドアを開ける

鬼が逃げ込んだ先は椚ヶ丘中学校のとある教室


「もう逃げられませんよ…！」

「けっけっけ、そりゃあ、こっちの台詞だよお嬢ちゃん」


不味いですね、ここで乱闘をしたら色々な部分が壊れてしまいます。それに制服を着てますから穏便に済ませたかったのですが…


「血鬼術・氷桜」


氷の桜が色々な所を壊してます…。穏便所の騒ぎではないですね…まぁ、これで気兼ねなく戦えます


『霧の呼吸 弍の型 氷霧』


これは相手に素早く攻撃する技


「ちょこまかと……！あいつはどこいった」


そして、相手の目眩しに使う技


『霧の呼吸 肆の型 移流霧』


凄いスピードで大きく円を描くかのように斬りつける技


ザシュッ

そんな音を立てて鬼の首はゴトッと音を立て床に落ちる


『来世ではお幸せに…』

「あり…がと…う」


あの鬼最後に泣いてた…元が人間だっただけに悲しいです。

辺りを見渡せば机や椅子、教卓、壁や床がボロボロになっていた。

教室がめちゃくちゃなのはしょうがないです。

それにしても明日は休日で暇なので素振りをしましょうかね

あ、早く任務に行かないと


タッタッタッ


私は走ってこの場を後にした

この時の私は知らなかったまさか教室から出ていく所を見られていたなんて

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