次の任務は超生物を退治することでした！

23時間目 ページ28

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『…それで結局どういうこと何ですか？』


あのままだと話が終わらない気がして無理やり会話を元に戻す


「あー…それは…」

『…もしかして…そんなに人には言えない事なんですか？』

「そんな疚しい事じゃねぇよ、ただ…この話七瀬は信じるか？」




そこからの宇髄さんの話に私は驚いてばかりでした。

私達には前世があり

その前世が大正時代、鬼舞辻無惨がいた頃に活躍していた鬼狩りだということ

前世の頃の私達は今と殆ど変わらない見た目だったそうです。

そして、私が夢で見たオレンジ色のマフラーをしている人は前世の私でどうやら鬼舞辻無惨との最終決戦より前の日に前世の私が宇髄さんに書物を渡したらしいです。

最終決戦の後に取りに来るなんていう約束を残して


『あれ…では何でその約束が果たされていないんですか？』

「……単純に死んだからだよ…十二鬼月の上限の壱『黒死牟』との戦いの末にね」


そう切なげに言う宇髄さんは悲しく儚い表情をしていた。


『そう、なん…ですね……すみません…嫌な記憶を聞いてしまい…』

「いいや別にいいさ、どうせいつか知る事になるだろうし…それにあいつは幸せだったと思うよ」

『………そうですか…それじゃあ、私帰りますね…。話してくださりありがとうございました』


そう私は言い逃げるようにその場を去った。

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