１８７．辰哉side#→大介side# ページ37
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※排泄音有り
────
今日3回目の洗濯。
リビングに戻れば入口で康二はずっと立ってる。
辰哉「何立ってんの。着替えてこれば？」
康二「んｯ...」
お腹押さえてしゃがみこむ康二。
辰哉「康二？」
康二「ｸﾞｽｯ...」
水溜まりが広がっていく。
辰哉「はぁ..」
康二「ぅ..ごめんなさぃｯ...ごめんなさぃｯ...」
あぁ、無意識にため息ついたわ。
もう、疲れたんだけど。
ｶﾞﾁｬｯ...
大介「たっだいまぁー、あれ、康二？ど、あ、え、辰哉なんで着替えさせないの。康二風邪引くじゃん。」
辰哉「ちょ、頼むわ」
いまの俺が面倒見ても余計に不安定にさせそうだから、その場を離れた。
大介がキレてんのを聞き流して。
・
辰哉のやつ、なんなの。
大介「康二、全部出た？まだ我慢してるならいいよ？しちゃいな？」
お腹を摩ってあげると、さらに水溜まりが大きくなる。
康二「ぜんぶｯ..でたｯ...」
大介「じゃあ、着替えよっか」
康二「おふろｯ..れんとらうｯ...ｸﾞｽｯ...」
ｶﾞﾁｬｯ...
蓮「ラウ、上行くぞ」
ラウ「え、あ、うん」
2人はカバンを持って部屋へ。
康二を洗面所に連れて行って、タオルを水溜まりに置く。
で、康二の服を脱がせてシャワー浴びさせてる間に床を拭く。
最近しなくなってたのにな、どうしたんだろ。
バスタオル持って待つ。
で、出てきた康二を抱きしめてあげて、タオルで拭いて服を着させて抱っこする。
身長的には抱っこ難しいけど、体重はまだ行けそうかな。
そろそろ無理そうだけど。
で、康二はポツポツと今日のことを話してくれて、康二が失敗した理由は教えてくれなかったけど、察した。
弟2人がトイレ間に合わなくて、蓮が先だったらしく、それで康二ジャージに着替えさせてる途中にラウが失敗。
蓮をおんぶして帰って来たら辰哉がなんかイライラしてて、いろいろ康二が責任感じちゃって、立ち尽くしてるときに、辰哉に着替えてこればって言われて行こうとしたら、気づかないうちに限界だったのを漏らしちゃったらしい。
で、辰哉はため息ついたらしくて、で、俺が帰ってきたって。
辰哉のせいでもあるよね？
大介「涼太」
涼太「んー？」
大介「辰哉、なんかあったの？」
涼太「さぁ？俺帰ってきたときは寝てたから。」
蓮「...康二くん」
康二「なに、」
蓮「ｷﾞｭｯ...」
康二「やめて、」
蓮「...」
康二「やめて言うとるやろ！全部蓮のせいやからな！なんで、俺が怒られなあかんねん！」
１８８．翔太side→←１８６．辰哉side→康二side#
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作者名：未来
| 作成日時：2020年12月19日 15時
