１７１．大介side ページ21
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康二の受験合否が分かって、無事合格でした！
辰哉がいきなり康二に仲直りした？って。
俺、蓮には怒ってないからしてない気がする。
康二「してへん、」
やっぱり...
辰哉「れーん！」
ドタドタと降りてきた蓮はなんとなく察したんだろう。顔つきが変わる。
辰哉が優しく怒り始めた。
でも、俺悪くないとか無言だったり俺ばっかとか。
しまいには泣き出す。
だんだん辰哉もイライラし始めて言葉がきつくなってく。
辰哉「ケンカの原因、毎回蓮なんだよな。ラウも蓮のせいで頭にたんこぶ作ったりさ。毎回反省してないよね」
大介「....辰哉？」
辰哉「ちょっとこい」
後を追うと家の中の物置に入れた。
辰哉「ちゃんと反省しろよ。」
ﾊﾞｼﾝｯ..ｶﾁｬﾝｯ...
外からしかかけれない鍵をかけた辰哉。
康二「ｷﾞｭｯ...」
辰哉「康二、ごめんな？」
膝に乗せる辰哉。
ラウ「あれ、蓮くんは？」
辰哉「お仕置き中」
ラウ「悪いことしたの？」
辰哉「康二にまだごめんねしてないの」
ラウ「え、」
辰哉「ラウも今度ケンカしたときはちゃんとごめんねするんだよ？」
ラウ「うん！」
一時間後。
さすがにやりすぎかってなって、辰哉には康二がくっついてるから俺が鍵を開けると。
蓮「ｸﾞｽｯ...だぁにぃｯ...ｸﾞｽｯ...」
大介「ちゃんと康二にごめんねできる？」
蓮「んｯ...できるｯ..ｸﾞｽｯ...」
大介「ん、じゃあ、辰哉といるからいっておいで」
行かせて物置の電気を消そうとしたとき。
あれ、オムツの袋開いてる、、それにこれ、蓮の....。
蓮「ごめんねｯ...」
康二「ん、俺もごめんな？痛かったやろ？」
蓮「うんｯ...ｷﾞｭｯ...」
康二「ん、」
大介「蓮、ちょっとおいで？」
こっちに走ってくる。
蓮のおしりに触れるとやっぱり。
大介「たつー」
辰哉「その呼び方弟たちの前でやめてくんね？はずいから」
大介「蓮、お仕置き中にオムツ履いてしてる」
辰哉「は？マジ？」
蓮は俺と康二の横をすり抜けてリビングの入口にいた康二に抱きついた。
辰哉「蓮、ごめんな？」
蓮「ｸﾞｽｯ...」
康二「なんで泣くんよ」
辰哉「替えなきゃかぶれるから替えるよ」
辰哉は器用に康二に抱きついたままの蓮のオムツを取り替えた。
辰哉「はい、いいよ」
康二「蓮、なんか言うことあるやろ？」
蓮「ごめんなさいｯ...ｸﾞｽｯ...」
俺も辰哉も康二も思ってたのとは違う言葉で思わず吹き出す笑
康二「やなくて、ありがとうやろ？笑」
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作者名：未来
| 作成日時：2020年12月19日 15時
