目黒くんと先輩ちゃん。 Ren Meguro (ページ18)

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‧⁺ ⊹˚. ページ18

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You

「ねぇふっかさん見て！貝！」

辰「貝？」

と言いつつもクスッと笑ってるふっかさん

まだまだ子供だとでも思ってるのだろうか。

やっぱり、ふっかさんに海は、

ちょっと爽やかすぎる。

そう心の中で嫌味を吐きながら

目の前にいるふっかさんを

海の方へと押し倒そうとすると

辰「いやいやいやいや、お前なにやってんのよ」

と、どこかに火がついたみたいで

私と、どっちが先に海に入るか争いが始まった。

照「お前らなんでそんなびちょびちょなの」

「こいつです、こいつがやりました」

辰「こいつ、こいつのせい」

照「ふはっ、もういいわお風呂入っておいで」

有難くふっかさんの家のお風呂を貸してもらって、

なんとか一件落着。

ふたりで入ろとか言われたのは

キモいので割愛。

「お兄ちゃん、今日ふっかさんとこ泊まりたい」

照「俺明日学校だからぁー」

「あ、後輩と遊ぶ約束…してた、」

辰「泊まりなよ、俺明日そこまで送ってくよ？」

「え！？ふっかさんいいの！？」

照「俺帰るけどふっか何かしたら許さないよ？」

辰「しないと…思う、」

照「おいお前まじでやめろよ？」

元々いかついお兄ちゃんがふっかさんを睨む

…怖いからやめて。

辰「ぎゅーぐらいならいい？」

照「Aが嫌がらなかったら」

辰「ちゅー」

照「調子乗んな」

辰「一緒に寝るのは？」

照「添い寝なら」

目の前で見せられてる私の気持ちにもなってください

そう思いながらふっかさんの部屋に走った。

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