目黒くんと先輩ちゃん。 Ren Meguro (ページ16)

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‧⁺ ⊹˚. ページ16

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You

明日は土曜日

部活はあるけどそのあとは暇だから

何するか考えながら夕飯を食べる。

照「俺とドライブ行こー」

「お兄ちゃん暇なの？明日」

照「暇ぁー！てか久々にふっかのとこ行こーよ」

「まじ！？ふっかさんに会えるぅー！」

テンション高いな、と呆れたように笑った。

なんてったって私が初めて好きになった人だからね。

それだけで部活が楽しくなるとか、

私って意外と単純？

康「あ！先輩やん！部活なん？」

「あーうん、向井くんって…美術部？」

康「うん、そうやけど…」

「じゃあいらないか」

康「え、なんかくれるん！？ちょーだいよ！」

最近箱買いして

大量にある小さいスポーツドリンクを

向井くんの手におさめてから

練習へと走った。

『先輩！おはようございます！』

『おはようございます！！！！』

「おはよ〜」

一言発すとそれに伴って黄色い歓声があがる

いや、アイドルか。

その日もきつい練習が終わって

後輩ちゃんに囲まれながら帰っていると、

蓮「あ、先輩」

『蓮くん私服だ』

「目黒くんおはよ……いや、こんにちは」

後輩ちゃん、

結局目黒くんみたいなイケメンが好きなのかよ。

と思いつつも早く帰りたかったから

足を速めた。

蓮「先輩、あの、今日、遊びに行きません？」

「ごめん、先約あるから明日でい？」

蓮「いいんですか！？連絡します！」

これで今週末の予定は埋まった。

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