雪降る男の体調不良 (ページ23)

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吐ききっても佐久間の体調は良くならず
ずっと窓に頭をつけて目を瞑っていた

「さーくま、気分は？」

佐久間「だ、いじょぶ、、へへ吐いちゃったごめ、、ん、」

どこまで強がるんだこいつ

窓に頭を付けてるってことは頭冷やしたいほど痛いんだろうし、目を瞑ってるってことはぐるぐるして気持ち悪いんだろ、、

「さっくん、もう隠さなくていーから。」

ふわふわとした金髪を優しく撫でる

佐久間「お、、、踊りこみと固めは、、動画みてやるから構成だけは、、、迷惑かけるから、、参加させて」

弱々しい声で伝えた佐久間
なんでこう無理するかな

「照、相談」

岩本「ん？」

本当なら参加させたくない。でも、
スケジュールが確保できないのも事実。

スケジュール的には12時から14時で踊り込み、

休憩を挟んで15時から構成をつける予定

「今からめめんちで佐久間休ませて、体調が良くなったら構成には参加させるどう？」

一瞬考えた様子を見せたが、俺の案に乗ってくれた。

「俺が佐久間みるから照はリーダーとして固めいって。」

岩本「了解。」

短い言葉だけでも伝わるのが俺のシンメ。