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第14話ページ14

何となく次の日リビングに行きずらくて

そのまま自室に籠る

そして今は昼過ぎになった

そろそろみんな仕事とかに出かけたかな？

と思ってもめめだけ下に居たら嫌だし

部屋から出る勇気が出ずにいた

…応募しなければよかったな

普通に応援するだけでよかった

私なんかがSnow Manと同居なんて

そんなことをぐるぐる考えてるうちに涙が出てくる

するとタイミングが悪くドアがノックされる

『…はい』

佐｢佐久間！はいるよ～｣

そう言って問答無用で入ってくるさっくん

私の顔を見ると少し驚いた後優しく微笑む

佐｢どうしたの？｣

そう言ってベットの下で体育座りをする私と目線を合わすようにあぐらをかいて横に座るさっくん

『んーん、なんでもないよ欠伸しただけ』

笑ってみせると困ったように笑う

佐｢なんかあったら言っていいんだからね？｣

そう言って頭を撫でられると溢れる涙

…めんどくさい女だって思われるのが怖い恐怖心と

安心感でどうしても涙が止まらない

佐｢急なことで心の整理出来なくなっちゃった？｣

いつもふざけてるのにすごく大人っぽくて

顔が見れないでいると

佐｢…もう、こっち見て！｣

そう言って私の顔を両手で包んで持ち上げる

綺麗な目と視線が合うと

佐｢俺はAちゃんのこと気に入ったよ｣

佐｢大丈夫、皆ともすぐに打ち解けられるから｣

佐｢だから笑って？｣

そう言って可愛い笑顔をみせてくれるさっくん

『ありがとう』

私もつられて笑うと

佐｢ほら、可愛い｣

なんて言ってくるから涙が引っ込む

佐｢もう俺Aって呼び捨てにしよ～｣

なんて言いながら私の腕を掴んでリビングに連れて行ってくれるさっくん

着くとひーくんしかいなくて

他の人たちは仕事や用事でそれぞれ出かけたらしい

岩｢おはよ。って時間でもないね｣

そう言って笑うひーくん

佐｢どっか出かけよーよ！｣

その一言で3人のお出かけが決定した