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Side �� 阿部
｢ ... そうだって言ったら？ ｣
こんな聞き方をするってことは、恐らく彼は知っているのだろう。
俺を敵視するような視線にまさかと思う。
あれが北斗から貰った物だったら？
もしかして彼もAのことが好きとか？
なんて想像をぐるぐると頭の中に回す。
そんなことを考えていると察したのか、慌てた様子で首を振った。
｢ や、俺は違うから変な誤解しないで欲しいんだけど ... ｣
｢ やめといた方がいいんじゃないの、望み薄でしょ？ ｣
｢ ... なんでそんな決めつけたような言い方するの？ ｣
｢ え、だって、... 待って、知らないの？ ｣
勝手に決めつけられて少しイラッときて言い返すと、そんな言葉が返ってきた。
なんのことだと聞けば、これは俺の口からは言えないなんて言葉で濁された。
｢ まぁ ... こんな言い方されてもムカつくだけだと思うけど。 ｣
｢ あいつ、忘れられない人がいるから多分無理だよ。 ｣
｢ っえ、 ｣
｢ ... じゃ、 ｣
軽く頭を下げて俺に背を向ける北斗。
廊下に残された俺はなんだかドン底に突き落とされた気分で。
忘れられない人って、誰のことだ。
指輪を貰った人？やっぱりまだ好きなんじゃん。
俺はどうやったらその忘れられない人を越えられるの？
色んな思考が渦巻いて頭が痛くなってきた。
そしてやっぱり、彼女のことを何も知らないんだなと痛感して、ぎゅっと胸が痛んだ。
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綾香 - たまに誰sideか分からないから名前入れてほしいです。 (2023年4月2日 21時) (
レス) @page43 id: a55e42b054 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話面白いです！誰が話しているのか記名してくださればもっと読みやすくなるかも、、続き楽しみにしてます！ (2023年3月26日 14時) (レス) @page29 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ふそて - 初めましてSnowManの小説でこういった夢主のお話あまりないので続き楽しみにしています作者様のペースで構いませんので更新待ってます (2023年3月22日 22時) (レス) @page21 id: 3d2d6636c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サ | 作成日時：2023年3月22日 18時
