��君にしか分からない痛み ページ5
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｢ おは、 ｣
｢ やっと来たーー！！Aちゃん！助けて！ ｣
｢ おお、なになに、どうしたの ｣
｢ さっくんが意地悪してくる！！ ｣
｢ おぉい？！先にしたのは奈々の方だって！ ｣
｢ 佐久間くん、好きな子に意地悪は良くないよ。 ｣
｢ 誰が好きな子だ！？！ ｣
楽屋のドアを開けるなり、いつものように騒がしすぎる部屋。
わーわーきゃーきゃー騒ぐその声はいつもならなんとも思わないが、今日はそうとはいかなくて。
なーんか、頭が痛い気がする。
いつも気にならない奈々ちゃんの高くてかわいい声がキンキン声に聞こえる。
これはダメだな、撮影に支障が出るのは避けなければならない。
｢ 目黒、一応20分くらい前には戻るけど ｣
｢ 遅かったら電話してくれる？ ｣
｢ ごめんね、ちょっと外の空気吸ってくる。 ｣
｢ ああ、了解っす。 ｣
意外と忘れっぽい目黒にそれを頼んでしまったのを心配に思いつつ、
そっとその場を立ち、スマホ片手に楽屋を出ようとすると。
｢ え！まってAちゃんどこ行くの？ ｣
｢ ん？ ちょっと外の空気吸ってくるだけだよ。 ｣
｢ 私も行くーー！！！ ｣
｢ え、奈々行くの？ ｣
｢ あはは、奈々ちゃん、佐久間くん寂しがっちゃうからダメだよ。 ｣
｢ え、なにさっくん、寂しいの？？ ｣
｢ なに、奈々今日めっちゃウザイじゃん！！ ｣
ついてこないで、なんて言えないから適当にはぐらかして、もう一度引き止められる前に楽屋を後にした。
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綾香 - たまに誰sideか分からないから名前入れてほしいです。 (2023年4月2日 21時) (
レス) @page43 id: a55e42b054 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話面白いです！誰が話しているのか記名してくださればもっと読みやすくなるかも、、続き楽しみにしてます！ (2023年3月26日 14時) (レス) @page29 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ふそて - 初めましてSnowManの小説でこういった夢主のお話あまりないので続き楽しみにしています作者様のペースで構いませんので更新待ってます (2023年3月22日 22時) (レス) @page21 id: 3d2d6636c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サ | 作成日時：2023年3月22日 18時
