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｢ かわいい、めちゃくちゃ似合ってる！ ｣
｢ ... ありがと、笑 ｣
｢ あべちゃんも似合ってるね、かっこいいよ｣
衣装さんから渡してもらった服を着て撮影場所に向かうと、
先に居たあべちゃんがわたしに気付くなり笑顔でかけよってくる。
開口一番褒めてくれ、お世辞だと思いつつも笑みが零れる。
そんな彼は深緑色の服に身を包んでいて。
似合ってるね、と言葉を返せば照れたような笑いが返ってきた彼は
やっぱりかっこいいより可愛いかもしれない。
｢ 撮っていくのでお好きにお話とかしてもらって大丈夫です ｣
数枚指摘されたポーズで撮ったあと、
素の写真を撮りたいからと言ってそんな風に要求された。
今回の撮影テーマが「色」だからか、衣装には明るい色が取り入れられている。
スタジオもビビットカラーが沢山で、少し目が痛む。
｢ 目、痛い？ ｣
｢ 大丈夫だよ、ちょっとだけ。 ｣
｢ 眩しいもんね 笑 ｣
撮影のため、いつもより近い距離で話す。
あべちゃんがソファを挟んでバックハグをしている形。
耳元にかかる吐息と背中に感じる暖かさに少し安心する。
時折シャッターを焚かれること以外、撮影だということを
忘れるくらいゆるい空間に久しぶりにのんびり撮影出来ているな、なんて思ったり。
｢ ... Aさ、このリングだけずっと付けてるよね。 ｣
｢ ...... そうかな、 ｣
後ろから伸びてきた手に すり、と擦るように触られた指。
照明で光るピンキーリング。
誤魔化さずそうかな、と答えたのは、心当たりがあったから。
アクセサリーはあまり付けない方だが、無駄に数だけ持っていて。
実際つけるのは2,3個で、気分によってそれをよく変える。
ただその内のひとつだけは、絶対に外さないものがあった。それがこのリングだ。
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綾香 - たまに誰sideか分からないから名前入れてほしいです。 (2023年4月2日 21時) (
レス) @page43 id: a55e42b054 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - お話面白いです！誰が話しているのか記名してくださればもっと読みやすくなるかも、、続き楽しみにしてます！ (2023年3月26日 14時) (レス) @page29 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
ふそて - 初めましてSnowManの小説でこういった夢主のお話あまりないので続き楽しみにしています作者様のペースで構いませんので更新待ってます (2023年3月22日 22時) (レス) @page21 id: 3d2d6636c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サ | 作成日時：2023年3月22日 18時
