Hoffnung (ページ11)

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そんな時ふと聞こえたのだ

｢いつまでもお客様を待たせるわけにはいかないでしょ｣

…!?ああ、バレていたか

結構隠れるのには自信があるのだが…

そんなわけでもなかったか…

自嘲していたら

｢佐久間の声がここまで聞こえてね｣

さっきと同じ人物の声がした

少しホッとした…

ここの住人の声はわかりやすい

見た目は一体どうなんだろう

密かに会うのが楽しみになっていた

そんな時に佐久間くんの声が聞こえた

｢あっ!そうそう!もう来ていいよ～!｣

やっとか…

あっ!って何?忘れてた訳っすか

ほんと面白い人だなと思いながら

ｶﾞﾁｬｯ

扉を開けた

謎の沈黙が訪れた

佐久間はおよよ?とかほざいてるし

扉を開けた彼はそれはそれはイケメンで身長も高く

あれ?身長抜かれてる?とガタイのいい彼は思った

当の本人はあれ?なんかやばいことした?

と困惑している

｢何この沈黙笑｣

そう口にしたのは顔のでかい彼だ

｢とりあえず軽く自己紹介をしよっか｣

続いて舘様が言う

んじゃ俺からと優秀そうな見た目の彼

｢阿部亮平です。なんかわからないことがあればいつでも聞いてね。一応この中では頭脳派かな?｣

やっぱ阿部ちゃんは硬いな～笑と佐久間が言う

うるさいな～と阿部は誤魔化す

｢それじゃ俺。岩本照。まあ見ての通り鍛えてるんで、そういう関連は俺に聞いてもらえば答えれるんで。よろしく｣

こう見えてめっちゃ優しいんだよ～と顔のでかい彼は笑いながら言う

なんだよ、なんか文句?と岩本は深澤に言う

｢じゃあ俺が。宮舘涼太です。料理担当をしています。好きなものとか言ってくれれば作るよ。さっきはお見苦しいところをごめんね｣

舘さんの料理を食べたら他の料理は食べられないよ～と岩本は自慢げに言う

ﾌﾌｯありがとうと舘様は微笑む

｢次!深澤辰哉で～す!一応この家の家主です笑まあ、家のことでわかんないことがあったら聞いて、あとメンバーのこととか!いつでも教えてあげるよ｣

ふっかは優しいからね～と宮舘は褒める

いや～それほどでも～と深澤は満足そうだ

うわ～なんか気持ち悪いでやんす～と佐久間が呟く

なんだと!?と深澤が怒る

｢うわっ!?怒ってやんの!えっと一応俺も!佐久間大介ですｯ!アニメヲタクやってま～す!ん～、まあ、何でも聞いてくれやんす!｣

雑だな～と阿部は愚痴る

これが佐久間さんのやり方である!と佐久間はドヤ顔でいる

変なやつでごめんねと深澤は謝る

おぉい!!と佐久間は言う