_fourty-first [ Yside ] ページ43
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二人でご飯を食べて、カフェを出たあと、
「この後どうする？」
という話になった。
正直こんな話を俺から切り出したくはなかったけどね。
だってこれで
”じゃあ帰りましょうかね？”
なんて言われたら
俺絶対嫌だもん。
だからと言ってこのあと
連れて行けるような場所は探してなかった。
もー！お店ばっか気にしてこういう時のこと考えてなかった！
そして肝心な彼女の答えはと言うと、
『どこか行きます？』
だった。
取り敢えずここで解散にはならなくて良かった。
すると急に、
「よーへーさんですよね？！」
彼女とは違う甲高い声の女性が背後から声を掛けてきた。
おいおい、なんてタイミングで来てくれてんだよお姉さん。
「はい、そうですけど、」
あ、ちょっと口調強めになっちゃったかな。
「わー本物だ、！ちょっと握手してもらっていいですか？」
「構いませんよー、」
そうやって握手をしている隙に
Aちゃんの方に目線を向けると、
気を使ってくれてなのか
俺からは少し距離を取ってくれていた。
「ありがとうございます！
お仕事の帰りだったんですか？」
「そうそう！丁度さっきまでスタジオで曲作ってたんだよ。」
「わ〜！新曲楽しみにしてます！
ありがとうございました〜！」
そう言って女性はそそくさと帰って行った。
ふぅ、、彼女の存在がバレなくて本当に良かった。
ファンの子に嘘ついちゃったのはちょっと心苦しいけど。
『凄いんですね！私みたいなファンの方がこんなとこにも居るなんて、、』
確かにそれは凄いことかもね。
でも”私みたいに”ってのは要らないんじゃない？
Aちゃんは振る舞い方が違かった。
まずイヤホンを拾って声をかけたのは俺の方だったけど、
川上洋平だって気付いてもなんも言わなかった。
大抵の子はさっきの子みたいに、
作った様な甘い声で話しかけて来る。
失礼だとは思うけど、
あの声はメンバーも口を揃えて嫌いだと言う。
確かに好きなバンドマンに巡り会えたら
ああ言う声になるのも分からなくはない。
けどAちゃんはどこまでも謙虚で控えめで、
そんな色んな魅力に俺は惹かれたのかな、
『洋平さんっ？聞こえてます？』
「あぁっ、うん、凄いことだよね、」
『ほんとに、あの時会えてよかったです。』
「俺も。ねぇねぇ、じゃあ今日泊まってく？」
『えぇっ、？』
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ゴマ団子 - 更新の事は、全然気にしなくても構いませんよ(●´ω｀●)御自分のペースで、更新してください。それまで、物凄く楽しみに待っていますね( ´艸｀)暑い日が続くので、身体に気をつけて楽しい毎日をお過ごし下さいませ(^_^)ゞ (2021年7月22日 1時) (
レス) id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
紗那_sana(プロフ) - ゴマ団子さん» 何か起こらそうと思ってます笑 洋平さんの嫉妬系大好物なので… (2021年5月22日 7時) (レス) id: 1e8584ead9 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - 更新ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡洋平さん怒っていますね( ´艸｀)(^。^)y-゜゜゜(-_-#)何かおきそうですね‥((((((゜ロ゜;続きが物凄く楽しみです!まだまだ大変な時ですが、身体に気をつけて素敵な毎日をお過ごしくださいませ(*ゝω・*)ノ (2021年5月21日 23時) (レス) id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
ゴマ団子 - 更新ありがとうございます<(_ _)>洋平さん凄くテンション高いε=ε=(ﾉ≧∇≦)ﾉさすが猫好き！主人公さんさりげなくのお誘い(≧∇≦)bまた続き楽しみに待っていますね(^_^)ゞまた体調の調整が大変な時期なので身体に気をつけて毎日をお過ごしくださいませ(*ゝω・*)ノ (2021年5月12日 17時) (レス) id: 39e224bf48 (このIDを非表示/違反報告)
紗那_sana(プロフ) - やっぱまーくんには黒髪ですよね…チケットがんばります！ありがとうございます！ (2021年4月30日 5時) (レス) id: 1e8584ead9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗那_sana | 作成日時：2021年4月10日 10時
