転転生！3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ48)

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演習試験が終了した後、Aは相澤先生のもとに訪れていた。

「さっきの演習試験のことなんですが・・・・」
「あぁ、お前あんま活躍してなかったな」
「で、ですよね～～～～」

　相澤先生の言葉にしょぼんとするA。

「はぁー、不合格決定だ」
「それは全部終わってから発表する、が、一つ言っておく」
「なんですか？」
「俺が試験の前言っただろ、お前をなぜあの二人と組ませたか」
「確か、変えられると思ったから」
「そうだ、結果八百万は自信を持ち作戦成功だ」
「そんな結果って、私は特に百になにも」
「お前はそう思っているだろうが八百万の方はどうだろうな」
「・・・・・・」
「まぁ、結果を待て、以上」
「・・・・・失礼しました」

　そう言ってAは相澤先生のもとを去る。

「あの感じだと合格っぽいけど、相澤先生の評価でしょー。・・・・・落ちたな」

　あはははー、と苦笑い。うん、つらい。

「実際には私なにもしてない。ただ百の作戦に賛同し、実行しただけ。あのニチノール合金捕獲だって、轟と百の協力プレーで確保できたし」

　そう考えるとホント、何もしてないな。

「体育祭で１位とったからって調子乗ったのか、職場体験で脳無倒して自分すごいと思ったのか、まだまだだなー私」

　こんなんじゃ、ここにいる意味が・・・・。

「何をぶつぶつ言っている」