22-1 期末テスト ページ39
期末テスト残り一週間、の放課後。
「「まったく勉強してなーい！」」
三奈と上鳴が叫ぶ。どうしてだろう、言っていることは同じなのにテンションがまるで違う。上鳴は焦っているが、三奈は明るく元気だ。
ちなみに前回の中間試験の結果はご覧の通りです。
１位鬼道
２位八百万
３位飯田
４位爆豪
５位緑谷
６位轟
７位蛙吹
８位耳郎
９位尾白
９位峰田
１１位望月
１２位障子
１３位口田
１４位砂藤
１５位麗日
１６位常闇
１７位切島
１８位葉隠
１９位瀬呂
２０位青山
２１位芦戸
２２位上鳴
１位の鬼道くんと２位の百はわずか１点差で９位の尾白くんと峰田は同じ点数でした。
なにやら話は進み、百の家で勉強会が行われるとのこと。
「この人徳の差よ」
「俺もあるわテメェ教え殺したろうか」
「おう！頼む！」
「んじゃ、私は百か鬼道くんのところにでも・・・」
「テメェもだ！この光女！！！」
「ひぇ・・・・」
たまたま席を立っていた私は爆豪の席の近くにいた。爆豪がガッと私の腕をつかんで離さない。
「えー、いーよ」
「俺が教え殺すっつってんだ！ありがたく思え」
「殺されるのにありがたく思わないといけないのか・・・」
「望月は意外だよな、勉強できそうなのに順位１１位って」
「そ、それは(言えない、入試の時も筆記ギリギリな上に、最初の中間はそんな難しくないでしょ？大丈夫大丈夫過去に勉強してるからわかるよー。とかなんとか言って雄英勉強の進み具合半端なかったから中間できませんでしたなんて・・・・)あははー」
「何笑ってごまかしてんだくそがっ！」
「い、いろいろ事情があってね！勉強してる余裕がなかったんだけど、今回はそうは言ってられないね！頑張ろうぜ！」
「おう！」
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年7月27日 11時
