転転生！3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ36)

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そして放課後。さーって、帰ろ―と思い「じゃーね！」と教室を出ようとしたその時。

「なーに、勝手に帰ろうとしてやがんだ」
「あだっ！な、なんですか相澤先生・・・」
「お前今日日直だろ、日誌書け」
「わ、忘れてた・・・・」

　相澤先生から日誌を受け取り、しぶしぶ教室に戻る。

「あれ、望月どうした？」
「切島くん。・・・・なんとですねこの世には日誌というものが存在しているんだよ」
「まぁそりゃ学校だからな。なんだ忘れてたのか？」
「まぁね。はぁ、帰るの遅くなるって連絡入れるか」
「手伝いたかったんだけど、今日この後用事が・・・」
「あぁ、ううん！大丈夫任せろ！」
「そうか！頑張れよ！」
「ありがとー、気を付けてねー」
「おう！じゃあな！」

　バイバーイと手を振り、さていざ日誌とページを開く。

「えっと、２限目は・・・」
「数学だ」
「おっ、そっか。えっと３時限目は科学で４限目は・・・」
「ヒーロー情報学だ」
「そうだったそうだったー。・・・・イタノ鬼道クン」

　天の声かと思い顔を上げれば鬼道くんがいた。

「創史がお前に用事があると言っていた」
「えー、電話でお願いしますと伝えてください」
「俺を伝言代わりにするな」
「もう羽生さんの言葉を伝えている時点で伝言代わりになっている気がする」
「早く書いて帰るぞ」
「アイアイサー」