転転生！3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ22)

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一方、保須市路地裏では

「やめろぉぉぉーーーーー！！！」

　動けない緑谷やヒーロー殺し“ステイン”に向かって叫ぶ。ステインの下には動けない飯田。ステインは刀で飯田を刺そうとした。その時、炎がステインを襲う。ステインはそれに気づきよける。

「次から次へと。今日はよく邪魔が入る」

　ステインが目を向けている先には左側に炎をまとった少年がいる。

「緑谷、こういうのはもっと詳しく書くべきだ。遅くなっちまっただろ」
「轟くん・・・・」
「なんで君が」

　すると、轟の背後から捕獲用のロープがステインに襲い掛かる。

「チッ・・・・」

　ステインはロープを切り捨てる。

「ほう、これを切るか」

　轟の傍にもう一人少年がやってきた。

「鬼道くん！」
「なんで君たちが・・・・！」

　ドレッドヘアーにゴーグル、そしてマントをつけている少年、鬼道が現れた。

「なんでってこっちのセリフだ」
「一括送信で位置情報だけを送ってきた。緑谷、お前は意味なくそういうことをする奴ではない」
「ピンチだから応援よべってことだろ？大丈夫だ、数分もすればプロも現着する」

　鬼道が念動力を使ってステインから倒れていたノーマルヒーローと緑谷を避難させる。それを妨害させないように轟が炎で戦う。

「情報通りの姿だな」
「コイツらは殺させねぞ、ヒーロー殺し」