俺らの妹は大罪人 【おそ松さん×七つの大罪】

地獄の訓練 ページ4

Aside


ハウザー「ギル〜！A〜！」


A『ハウザー様！！

お待たせしました！！』


なんで、今日はギルサンダー様とハウザー様で訓練なんだろ


ギルサンダー「Aっ！」


A『はいっ！！？！』


考え事してて、急に呼ばれたからビックリしたぁ


ギルサンダー「話はちゃんと聞いていたか」


ぎくっ


A『すいません、考え事してました』


ハウザー「まぁ、じゃあ始めから」


おぉ！ハウザー様、優しい！ ←


ギルサンダー「では、もう一度聞く

お前は何者だ？」


A『ふぇ？』 ←


えっ？えっ？

うそ！？バレちゃった？？？？？


A『私は、人間ですよ？(ﾆｺｯ』


種族は違いますけど、人間です ←


ギルサンダー「笑って誤魔化しても無駄だ」


ハウザー「俺も、ギルから話は聞いた」


えっ…何話したの？


ギルサンダー「昨日の稽古の傷はどうしたんだ」


ぎくっ


ヤバイ！ヤバイ！

忘れてた…

昨日の訓練の傷、魔力で治しちゃったんだ…

やば…


A『えっと…治ったんです！』←


ハウザー「そんな簡単には治らないだろ」


ハウザー様、一言多いですよ…


ギルサンダー「お前の魔力では、そこまで治せる力はないはずだ。」


どうしよう…


A『私は、なにもしてませんよ？』


ギルサンダー「ならば、無理矢理でも言わせよう
ハウザー」


ハウザー「おう！」


おい？おい？おい？


ちょっとヤバイんじゃないの？？


ギルサンダー「雷帝の鉄槌！」


ハウザー「ライジングトルネード！」


いや、いや２人も？

これ、なにもしなかったら死ぬよ？←


A『風の守備』


どうせ、ライジングトルネードの中じゃ

聞こえないもんね〜


まぁ、魔力はほんの一部のみ使うんだ


少しは、傷を残さなくちゃね


演技、演技


A『はぁ、はぁ……ゲホッ、ゲホッ』


ハウザー「ちょっと、やり過ぎたか？」


ギルサンダー「いや、ただの演技だ」


ひ、酷い


A『ギルサンダー様、もし貴女が私を人間じゃないと思うなら私は何なんですか？』


ギルサンダー「傷を癒す能力…妖精族か」


うんうん、ビミョーに似てる


一応、キングの魔力を複写しただけだし


A『違います、それに私には兄がいますよね？ギルサンダー様、ハウザー様


貴女方が、私を疑うのは自由なことです

ですが、私は人間なので』


そういって、私は家へ帰っていった

これから、襲う恐怖を知らずに…………

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