○タイトル未定の恋Ⅱ (ページ3)

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#期限切れの約束ページ3

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悠斗『「かんぱーい」』

「んー、美味しい！笑」

悠斗『相変わらず美味しそうに飲むね、A 』

「うるさいなぁ笑」

悠斗『何か、A、すっごい人気だよね』

「そうかな」

悠斗『別れた時より女優として大きくなってる』

悠斗『俺とは全然違うや』

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「悠斗に聞きたい事いっぱいある」

「何でお父さんの会社じゃなくてこの業界なの…？」

悠斗『俺には地位とかお金とか要らないって言うか… 』

悠斗『うーん、ぶっちゃけこの業界入ったのだって… 』

溜める悠斗に疑問を抱く。

悠斗『まだ…俺Aの事が好きでさ…もしかしたら…って思った自分が居たんだ』

悠斗『またAに会えるかもしれないって思った』

「 …嘘でしょ？」

「じゃあ…奈緒さんは？」

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悠斗『あの婚約者とは別れた』

元々好きじゃなかったんだけど、と苦笑い。

悠斗『 A見てるとさ、やってやる！って思うんだよね』

「どういうこと笑」

悠斗『自分の意思を持って突き進んでるから、羨ましいなって』

「そうかな笑」

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悠斗『ねぇ、俺にはもうチャンス無い？』

「っえ…？」

悠斗『もう、あの時の約束は期限切れかな』

「本当に好き…なんだよね？」

悠斗『俺ずっと忘れられなくて… 』

「そっか… 」

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「もう期限切れかもしれない」

悠斗の目が揺らぐ。

「でも、また恋はやり直せるかもね」

この胸の痛みが、悠斗を見て起こっているものなのか自分でもまだ分からない。

でも今から見つけ出せばいいと思う。

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