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〜Aside〜
ある日の夕方、私は兄妹を探すために日本の東京に来た。
人混みが多くて空気も汚くて……ほんとにこんなところに、愛しの兄妹はいるのだろうか。
A「はぁっ…早く、会いたいわ…」
人混みの中でボソリと呟きながら、人の流れに逆らい歩く。
？？「兄さん兄さん、早く行くっスよ！傲慢の兄さんと色欲が待ってるんスよ！」
？？「にﾞゃあっ…オレは帰って、ゲームがしてえ…」
？？「ほら、早く歩け！御園や鉄が待ってるんだぞ！」
？？「おい悪魔、猫さんになれ…っ！」
そのとき、聞き覚えのある声が横を通り過ぎた。私は歩いてた足を止め、後ろを振り返る。
A「っ…！！」
そこにいたのは、ずっとずっと…探し続けていた兄弟が…
A「スリーピーアッシュ、ロウレス…？」
その名を呼ぶと、懐かしい二人の顔がこちらを向いた。
？？「？クロ、知り合いか？」
？？「……？」
A「っ……愛しの弟〜〜っ！！」←
私は二人の方まで走り寄り、公衆の面前で抱きついた。
？？「えっ！！？あ、げ…月光の姐さん！？」
？？「あ〜…姉ちゃん？」
A「あーもう、どこにいたの！？とても心配したのよ！？」
私の瞳から一つ二つと転がっていく。それくらい、この子達に会えたのが嬉しかった。
？？「姉ちゃんは心配しすぎだ…」
？？「ほんっとっスよ！昔から心配性なんスから…っ！」
A「仕方ないでしょ！はぁっ、でも…二人の顔を見れてよかったわ…っアッシュ、ロウレス…」
？？「ちょっとまてー！！俺達だけ話がわからないんだけど！？」
声のした方を振り向くと、スーパーの袋を持った男の子がそう叫んでいた。
たぶんあの子はアッシュの
そう思い、私はその子に近づいた。
A「自己紹介は、どこか人のいないところでしますわ。ここで話すのもあれですし…」
？？「あ、ああ…そうだな！」
そうして私達は、真昼くんという男の子の家に向かった。
続く (更新停止中)
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作者名：milk tea | 作成日時：2018年5月29日 0時
