＊雑誌9 ページ24
松村side
ずっと好きだった。
オーディション会場で 当時8歳のAを見た時に、13歳の俺は 一目惚れした。
北「…名前 教えてよ」
A「……普通そっちから名乗るもんじゃない？」
男だらけの世界に 女の子はひとりだけ。
緊張していたのだろうか。警戒心が強いAは、俺を突き放すようにそう言ったんだ。
北「北斗。松村北斗。」
A「何歳？」
北「今 13。今年14になる」
A「私みたいな田舎者のガキに構わないで、あっち行きなよ、北斗くん」
そう言った君の瞳に 一瞬だけ、ほんの一瞬だけ 寂しさの色が見えて。
北「何で？まだ俺の質問答えてくれてない」
北「名前は？」
A「……柊 A」
北「年齢は？」
A「8歳。」
8歳？！って正直思ったけど、女の子はおマセさんだもんなあ、って勝手に納得して。
北「A、俺の友達になってよ」
A「……は？」
北「Aの友達になりたい、俺」
A「いや、何いってんの。私なんかと関わったら 他に友達できなくなるよ？今だってほら、……みんな、変な目で私達のこと見てる」
何故こんなに この子は大人びているんだろう。
何かを我慢しているような、ぐっと堪えているような、何かを 隠しているような気がして。
北「そんなの気にしないから。俺。」
A「気にしない、って言っても、」
北「俺が一緒にいたいの。いいでしょ？」
A「……いいよ、じゃあ。」
それから、俺達はずっと一緒にいた。
俺達を白い目で見てくる人ももちろんいたけど、Aの周りには 不思議と人が集まってきてて。
�癲�A、これあげる」
京「A〜！今日家おいで？」
ジェ「A〜！AHAHAHAHA！」
慎「A〜〜ぎゅ〜〜〜」
樹「A、明日遊びに行こっか。」
特に この5人。
自然と 俺達7人は集まるようになってた。
でも、A以外の6人での仕事が決まってから、
Aは俺達と距離を置き始めた。
そんな時だった。
Aへの 嫌がらせが始まったのは。
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ぱち(プロフ) - 皆様たくさんのコメントありがとうございます！リクエストなども送ってくださり嬉しいです。少しずつ返していきます。続編お楽しみに！ (2020年7月1日 11時) (
レス) id: ac613d93b7 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 続編読みたいです！良ければ末澤くんとの絡みもみたいです！ (2020年6月30日 15時) (レス) id: 09e6571630 (このIDを非表示/違反報告)
あさ - 続編みたいです！ (2020年6月20日 0時) (レス) id: 961db358a2 (このIDを非表示/違反報告)
トト(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませていただいてます。お話、もっと読みたいので、続編お願いします！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: d27c2d3d70 (このIDを非表示/違反報告)
リナ(プロフ) - 続編待ってます´`* (2020年6月17日 13時) (レス) id: 26344d9bd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぱち | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/profile
作成日時：2020年3月20日 23時
