【鬼滅の刃】声が出せない女の子

善逸 が 天使 を 抱えて 現れた ！ ページ14

「Aちゃんいたよぉ･･･」

「遅せぇぞ紋逸！」

「善逸ですぅ！！！てかAちゃん寝ちゃったから静かにして！」

何なのこいつホントに！もう俺紋逸に改名しようかな！

「あらあら･･･Aちゃん、まるで天使みたいですね」

しのぶさんの言う通り、Aちゃんは天使のような輝きを放っている(善逸フィルター)。
･･･今思ったんだけど、Aちゃんも顔だけで生きていけそうだよなぁ。

ふわりと頭を撫でて、何故か既に敷かれていた布団に寝かせる。
ついでに俺も布団に入った。

「あっ、善逸！抜けがけは卑怯だぞ！」

「何それこういうのは早い者勝ちだしぃ！？」

炭治郎に言い返してAちゃんを抱きしめながら布団の中で丸まる。
あっ、温かい･･･これが子供体温･･･？

こうしていると、本当の家族みたいでなんだか不思議な気持ちになる。安心するような、嬉しいような･･･そんな気持ちなんだ。

俺は気付いたら眠りに落ちていた。


夢を見たんだ。

じいちゃんがいて、Aちゃんもいて、ちょっと気に食わないけどあいつもいて、俺たち4人で食卓を囲んでいるっていう夢。

Aちゃんが俺とお揃いの羽織を着てて、すっごく可愛いんだ･･･うへへ。


あったら良いな、こんな風景が。




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年内の更新はこれが最後です多分(倒置法)
皆様良いお年を･･･

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