私の気持ちを踏み躪らないで【nqrse 】

踏み躙る:19 ページ21

どうもAです

彼氏のなるせのフリをしたら

監 禁すると言われました。

酷いなぁ…？

「ふふ…ほぉら！今来たら痛い痛いしないよぉ？」

『…嫌だよ、なんで知らない人の所に
行かなきゃいけないの？』

「も〜聞き分けが悪い子は…」

「殺 しちゃうんだから」

『なんで？俺が一体何をしたの？』

「ふふっ…私だけを愛して欲しいのに！どうして？」

『A？』

自分で自分の名前を言うって…

『お前Aじゃねえだろ？』

…どう？どう？

「はぁ…やっぱりねぇ…だから…私が助ける！」

『本当の名前…なんだよ』

しっかり聞かなきゃ…

もし刺された時の証拠のために…

「私？わたしの名前はぁ…希美だよ？」

若干ぶりっ子気質…

引く…

『嘘ついてたのか？』

「あぁ！もううるさい！」

走ってくる…！

『はっ…』

「…ッチ避けんなよ」

ダダダダ

逃げなきゃ…

カツンッ

『え…』

「ふふ…逃げると思って置いていたの…逃げるからよ」

『あ…』

「ちゃんと急所は避けるから死なないわぁ」

情けない

死んでも良いなんて思っていながら

やっぱり…いざとなると怖い

グサッ…

ガチャ

警察「警察だ！」

そ「A…！？なるせ…！どこだ！」

「なんで警察がっ…」

ずるっ

「…っなるせじゃない！こいつ…」

ガチャ！

な「Aっ！」

そ「なるせ…！？」

なるせ…

出てこないでよ…

あぁ…

視界がグラグラする…

手に何か液体が当たる

だんだん…だんだん…

あぁ…

あったかい

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