工藤新一の姉はマイペースですが、優秀な人材です。 (ページ13)

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変化ページ13

体が……熱い……
なのに、寒い……関節は痛いし、フラフラする……

そんな状況になりながらも、なんとか一階までこれた
すでに風見さんたちが入ってきていた

風見「降谷さん！工藤！無事でよかったです。」

降谷「あぁ、コイツを頼む。あとは鑑識に連絡して地下に防護服、ガスマスクをしてガサ入れ。すぐに連絡しろ。工藤お前は……」

バタリ

話を聞きたいのに入ってこない
体が重力に逆らえず、糸の切れた操り人形の様に倒れそうになる
なんとか降谷さんが支えてくれたものの、ここから歩けるようには思えない

意識は……徐々に薄れていった

でも、微かに感じ取れたのは浮遊感と慌てたような同僚たちの声だった

降谷side

何の前触れもなく倒れそうになった工藤

なんとか支えたものの、コイツ自力では立てなさそうだ
しかも、体が熱い

まさか……コイツ、あのガスを……！！

降谷「お前ッ……！！あのガスは一体……！！」

龍哉「ハハハ……吸っちゃったんだァ……まぁ、安心しなよ。インフルエンザだと思えば良い。どうせ、死なないさ。ソイツも売ろうとしてたからねェ……。惜しかったよ。なんなら消してしまった方が良かったか……。」

胸に来る怒りをなんとか抑え、横抱きにする

降谷「風見、あとで資料こっちに送れ。あと此処の指揮は任せた。」

風見「は……はいッ！」

コイツは絶対に助けるッ！！！

そう胸に決めて車へと運んだ