第104話 NOside ページ4
銀時は大量の汗を
滝のように流しながら
言い放ち睨みつける
愛美「こりゃ完全にあれだな
無かった事にしようとしてんな？
前のページの事を丸々
無かった事にして再編集しようとしてんな？
おいこら」
もう一度言おう
銀時から流れる汗の量は異常だ
月詠「ぬしも
わっちのクナイの餌食となるがいい
わっちが殺したあの童の所に
今すぐ連れて行ってやろう」
新八「超気ぃ使ってくれてるよ！！
くどい位自分がやったことにしてくれてるよ！！
いい人だ！！
あの人やっぱいい人だ！！」
銀時「あ…ちょっともうそれ以上
気ぃ使わないで
優しくされると泣きそうになるから」
楓乃音「やめろ余計ややこしくなる」
月詠「気など使っておらん
わっちがクナイを投げねばこうはならなかった
過程はどうあれ原因を作ったのはわっちじゃ
わっちが殺した」
銀時「やめてホントお前の気持ちはわかったから
俺が殺ったんだ」
愛美「なんのやり取りだよ
あんたら敵同士だよな？」
月詠「わっちがやったと言っとるんじゃ」
銀時「いや俺だ」
楓乃音「ダメだわけがわからん」
永遠に続くこのやり取り
いつまで続くこのやらと
呆れながら聞いていると
突然銀時の言葉が止まった
不思議に思い
銀時の方を見ると
「「「「…え？」」」」
再び額にクナイが刺さっていた
そのまま銀時は倒れた
続いて神楽、新八も続き様に倒れた
胸元には月詠が投げたであろうクナイが
楓乃音「こいつぁ…」
月詠「…。
後はぬしらだけじゃ」
愛美「そいつァ勘弁だな」
鬼翔「清美
俺の後ろから出るなよ」
清美「う、うん」
月詠「何人で来ようと
一瞬で終わらせるだけじゃ」
そう言って一瞬にして姿を消すと
「「「なっ…！？」」」
気づいた時には彼らの後ろに着地していた
有無も言わさず彼らはその場に倒れた
そして全員倒れたのを見届けると
月詠「奴らはわっちが全員始末しんした
そう鳳仙様に伝えなんし
後始末はわっちがしておく」
その一言で他の百華の人達は
早足でその場を去っていった
相当信頼されているのだろう
月詠は無言で倒れている銀時を眺める
月詠「おい」
ズポンという音と共に
銀時の額からクナイを“取る”と
クナイの先っぽには吸盤のようなものが…
月詠の手の中で“キュポキュポ”と音が鳴る
月詠「起きなんし
さっさとせんと今度は
本物をのクナイを叩き込むぞ」
するとどうしたことでしょー(棒)
晴太を含め銀時達全員起き上がったでは無いか
「「「…あり？生きてる」」」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
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作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
