第117話 万事屋side ページ17
「ちんぽう様って誰だよ！
鳳仙様！！
どんなしけこみ方したら
あんな騒ぎになんの！？」
銀時「いや、夜王とか呼ばれてんでしょ
そりゃとんでもないバズーカ搭載してんでしょ」
楓乃音「そういう意味なのか？」
つい思っていたことが
口に出てしまう楓乃音
「そういう意味じゃねーよ！！」
そんな討論を止める為
月詠は彼ら百華にとって得することを口にする
月詠「新入りじゃが
腕は立つ連中じゃ
心配せずとも良い
門を開けてくりゃれ」
門番2人は月詠の言葉に黙ると
“頭がそこまでいうなら”
そう言って門を開けた
その門を潜って銀時を先頭に進む5人
新八「…やりましたね
なんとか誤魔化せたようですよ」
「気をつけて行ってくださいね
…死出の旅路を」
楓乃音「いや…ぱっつぁん
そうとは限らねぇみたいだぜ」
その直後扉が勢いよく閉められる
そして次の瞬間彼ら目掛けて飛んでくる大量のクナイ
新八「うわわわわ！！！」
神楽は傘を使って
銀時は木刀を使って
月詠はクナイを持って
楓乃音は新八の薙刀を借り
大雨のように降り注ぐクナイを撃ち落として言った
そして冒頭に至る
この状況に新八の顔からは
サアァッと血の気が引いていく
「頭
馬鹿な真似をしたね
アンタが賊に加担するとは
吉原を裏切れば
どうなるか
百華の頭のアンタが1番知ってるはずだ」
銀時「そうかい
一体どうなってるんた
是非お教え願いたいもんだ
こんなに沢山集まって…
お別れパーチーでも開いてくれるのかい」
カツラを取り口元を隠していたマスクを外す
ところが…
新八「…
銀さん、ホントにお別れです」
そう言う新八の目線の先には…
楓乃音「…銀、刺さってる」
銀時の額に刺さってる1本のクナイ
銀時「え？何が？」
楓乃音「(こいつ認めねぇ気だ…！！)」
新八「何がじゃねぇだろ！！
何回ぶっ刺さってんですかあんたは！！
おデコにブラックホールでもあるんですか！？」
銀時「え？何が？
刺さってないよ何も」
刺さっていたクナイを
サッと抜く
楓乃音「いや刺さってただろ
今明らかに顔赤くなってるだろ
照れてんだろお前
お前と同じことした俺がなんで無傷なんだよ」
そんなやり取りを聞いていた神楽も話に混ざる
その手には1本のクナイが…
神楽「おいおい
いい加減にしろよ
決める時はバシッと決めろよなぁ」
そして額から流れる血( ˙-˙ )
新八「刺さってたよね！！
君も明らかにそれ刺さってたよね！！」
楓乃音「突っ込んだら負けな気がしてきたぞ」
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智琉深(プロフ) - もう最高(*￣ii￣) (2019年12月15日 1時) (
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作者名：龍央 | 作成日時：2019年12月14日 2時
