第46話 NOside ページ46
「総悟でさぁ」
そう気だるそうに言い放った沖田は
そのまま続けた
沖田「旦那はなんで間違った名前を教えっかねぇ…
まぁ、いいや」
楓乃音「良いのかよ」
沖田「…この頃の天人やら過激派攘夷志士が
動いてるらしいからな
おめぇの姉にも気をつけるように言っとけ」
愛美「俺の弟を
ボディーガードにつけてもいいんだろうど
アイツめんどくさい事嫌いだからなぁ…」
“なんせ群れたがらないからなぁ”
と愛美は続けた
楓乃音「そんな奴が良く
真選組にいれんなおい」
ご最もだ( ˙-˙ )←
そして楓乃音は思った
“天人、攘夷志士
奴らなら何かしら方法を知っているのではないか”
そうだとしても情報が足りない
楓乃音は2人に問いかけた
楓乃音「奴らは何が狙いなんだ？」
愛美「若い女と餓鬼
まぁ、金目当てだろ」
楓乃音「そうか」
うーん、と楓乃音は顎に手を添え
何かを考え始めた
愛美「とりあえずほら！！
隊長、仕事再開しますよ！！」
沖田「だりぃ」
愛美「もう…隊長
副長からどやされますって！」
沖田「知らねぇ
土方は過労死しときゃいいんでさぁ」
愛美「誰のせいで過労死させる気ですか！！」
沖田「…」
…
愛美「隊長？」
沖田「…」
愛美「あの…隊長？」
沖田「…zzz」
愛美「…。
寝てんのかい！！！」
いつの間にかアイマスクを
着用していた沖田
ところがなんだかんだと言って
昼寝中の沖田を起こすことが出来ない愛美であった
そんなやり取りを見てか
楓乃音は少し笑いながら言った
楓乃音「…お前も大変だな」
愛美「…まったくだよ…
あーあ…絶対副長から説教だろうなぁ…」
沖田の隣に座り
“はぁ…”と大きなため息をこぼす愛美
楓乃音「ところで
餓鬼やら女集めてどうすんだ？」
愛美「人身売買と人体実験だろうね
薬 物を扱ってる時点でその可能性あるしな」
楓乃音「薬 物？」
愛美「あぁ
だから気をつけなよ」
楓乃音「わかった
姉貴にも気をつけるよう言っとくぜ」
そしてそのまま楓乃音とは別れた
その時の楓乃音の考えなんぞ知らずに
後ろ姿を見送った
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智琉深 - もう最高すぎる(*￣ii￣) (2019年11月29日 2時) (
レス) id: 6233e02a1e (このIDを非表示/違反報告)
白桜姫 - 続き楽しみにしてます^ ^ (2018年12月27日 5時) (レス) id: a386c69c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍央 | 作成日時：2018年12月22日 13時
