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がんばれー!」
「……」
構え
右手を柄の上側に。左を下に。
右足を引いて中断に構える。
「行くよ」
「はい」
さっきと同じ速さで来る。
ばしゅっ!!
右足を踏み込んで左斜め上から右下へ振り下ろす。力強く振り下ろした竹刀は夏油さんの手で受けられた。
受けた。つまり掴んでは居ないな。
そう感じた瞬間そのまま右へと振り切る
「っ!!」
「顔。当たってないですか?」
「間一髪ね……」
頭を下ろすことで避けた夏油さん。
距離を取られてちょっと会話。
「僕から行きます」
「いいよ」
走り込んで夏油さんの目前まで。
その瞬間、腰を落として下から切り掛る。
「胴っ!!」
「力は悪くない。今の落とし込みも上手かった。ちょっとヒヤッとしたよ」
僕の竹刀は肘で止められていた。
絶対痛い……。
「まだ。」
「おっと」
動かそうとしたがその肘と胴の間で先端を挟まれてしまった。なら。
勢いよく立ち上がり頭突きを狙った。
「なるほど。変化球だ」
「もういっちょ!!」
挟まれている先端を中心にして竹刀を回転。
柄の部分を。
「っ!」
「だめか……」
顎に当てたかった……。
結果として失敗。
空いていた左手によって顎を守られてしまった
「A!!すげぇじゃん」
「悠仁くん……うぅぅぅぅ……」
ほんと……無理…
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しいさん(プロフ) - 紫雲さん» やったぜ!ありがとうございます!!! (2021年2月11日 17時) (レス) id: 2c34af32f0 (このIDを非表示/違反報告)
紫雲(プロフ) - しいさんさん» えらいえらい。頑張れ!|ω・)ノ (2021年2月11日 16時) (レス) id: a18463f7a8 (このIDを非表示/違反報告)
しいさん(プロフ) - いっぱい更新してみたよ。褒めて褒めて。。。 (2021年2月11日 14時) (レス) id: 2c34af32f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しいさん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homupe2019/
作成日時:2021年1月22日 21時