検索窓
今日:2 hit、昨日:1 hit、合計:24,174 hit

ページ ページ17

暫く悠仁くんを眺めていたら


「A」
「宿儺君」

見つけたのか歩いてきた宿儺君に名前を呼ばれた


「混ざらなくていいのか?」
「小僧は少し鈍った。扱くにはちょうどいいだろう」

伏黒さんと宿儺君が話す。

モヤ。

「ケヒッ……」
「宿儺君……?」
「なんでもない」
「そう……?」

さり気なくAの手が宿儺の着物を掴んでいるが本人は気にしていない。


「よぉ恵。そいつが例の?」
「真希先輩。新入生です」

「ふーん………なよっちいな」
「初めまして。僉虚Aです」
「禪院真希。一応此奴の先輩。他にもパンダと狗巻ってのがいる」

パンダ……パンダ???


疑問符で溢れたAの頭を理解しながら伏黒が説明。

「呪骸と言って、呪力を込めたぬいぐるみのようなものだ。パンダ先輩は呪骸だが感情がある。」

「じゅがい……」



なるほど。
納得するAを見ながら真希が気付いた。

「お前、つい最近まで普通に暮らしてたんだろ?なんでそんなに順応早いんだ?」
「え……と。なんででしょう?わかんないです」

苦笑

「飲み込みが早いんじゃないんですか?」
「ふーん……」

ま、頑張れ



頭を撫でて行ってしまった。



「A。面談のようだぞ」
「?」

宿儺が指さした方向に二人の男。


「夜蛾正道学長だよ」
「学長……」

宿儺君の着物を離さずに頭を下げた

「僉虚Aです。よろしくお願いいたします」
「……なぜここに?」


問い。
あ、もう既に面接始まってるんだ。

恥ずかしいな……まぁいいけど。


「僕の願いを叶えるためです」
「……そうか。その願いとは?」
「……僕が退屈しないため」

「答えたくないか。まぁいい。自分の為ならなんでもできる。そうだな?」
「はい」


「合格だ。担任は……夏油をつける」
「げとう……せんせい?」



「ぉああああああ?!!!」

凄まじい地響きが鳴って土埃がまう。

咄嗟に僕を抱えた宿儺くんが建物に昇ったため僕に被害はない。

けどさっきの叫び声……

「悠仁くん!?」
「騒ぐな。生きている」

次ページ→←前ページ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (40 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しいさん(プロフ) - 紫雲さん» やったぜ!ありがとうございます!!! (2021年2月11日 17時) (レス) id: 2c34af32f0 (このIDを非表示/違反報告)
紫雲(プロフ) - しいさんさん» えらいえらい。頑張れ!|ω・)ノ (2021年2月11日 16時) (レス) id: a18463f7a8 (このIDを非表示/違反報告)
しいさん(プロフ) - いっぱい更新してみたよ。褒めて褒めて。。。 (2021年2月11日 14時) (レス) id: 2c34af32f0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しいさん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/homupe2019/  
作成日時:2021年1月22日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。