2話 タヌキと麦わらの一味 その3 ページ5
「おいおいどうしたんだ？そんなに取り乱して、ロビンらしくねぇぞ」
そう背後から声をかけて来たのは…うう〜ん見づらいけど……やはり！麦わらの一味の狙撃手、ウソップさん！愛用のパチンコもモノホンや…！というか、本当に鼻長っ…どうなっとるんや、それ。
「そうだぞ！…まさか、そのタヌキ大怪我してるのか！？」
合わせるように声を上げ、私の身を案じるような発言をするのは一味の船医チョッパーさん。すごい、本当にぬいぐるみみたい…。リアルチョッパー見れて今真面目に感動してる。あ、ごめん。真面目に私を心配してくれてるのに…。
「それにしても、食糧庫にいたって言ってたけど、まさか食糧荒らしてたんじゃ…」
次に発言したのは一味の航海士ナミさん！やはり美人……ゴホン。あ、それと食糧に関してはスマセン。めっちゃ荒らしました。でも途中からはロビンさんがくれたものだし…まぁ、許してください！！
「何ィ！？ま、まさか、ナミさんとロビンちゃんに作ろうと思ってた特製スープの材料は食われてないだろうな…！？」
それにめちゃくちゃ反応してる一味のコックサンジさん。第一声がそれかよって正直吹くかと思った。食材に関しては……自分の判断で食ったのはリンゴだけだし、多分大丈夫っすよ！！
「んで、駆け込んできて第一声にルフィの名を呼ぶってこたぁ、そのタヌキ、何かルフィに用事があんのか」
最後に声をかけて来たのは一味の剣士、ゾロさん。うおっ、威圧パネェわ…怖…。……取り敢えず、刀くわえた状態で本当にハッキリ喋れるのか、ちょっと見してください。
「……えぇ。船長さん、…この子の首輪を触ってくれるかしら」
「首輪だぁ？」
食事を終えたらしきルフィさんが席を立ってこちらに近づいて来た。うおぉ…リアルルフィだ…。腕引っ張ってみたい…ホントに伸びるのかな…。
「よっと。これが首輪か？重そうだなぁ、お前コレ着けてて歩けんのか？」
いえ、めちゃくちゃ軽いっす。なんならロビンさんに指摘されるまで着けてるの気付かなかったレベル…。
「これがどうしたって言うん――だぁぁ…？」
「「「ルフィ！？」」」
「やっぱり…！」
え？え！？私の首輪に触れた瞬間、ルフィさんがダラリと崩れ落ちた！？
……あれ、ちょっと待って。石に触れたルフィさんやロビンさんがこういう風になるのって、なんだか既視感が……待って、とてつもなく嫌な予感…。
まさか…！！
「…この子の首輪……『海楼石』で出来ている…！！」
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しい(プロフ) - 蒼陽さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けるとこちらもとてつもなく嬉しいです。ありがとうございますッ！！タヌキさんの冒険の続きをお楽しみに！ (2022年10月8日 7時) (
レス) id: 944c7f96fb (このIDを非表示/違反報告)
蒼陽(プロフ) - とても素晴らしい作品であえてうれしいです！勉強になります、続編おめでとうございます。楽しみにしています (2022年10月8日 2時) (レス) @page49 id: 306cc09e04 (このIDを非表示/違反報告)
しい(プロフ) - 青子さん» コメントありがとうございます！その辺りは物語中でじょじょに明らかにしていく予定なので、お付き合い頂けたら嬉しいです。 (2022年9月28日 6時) (レス) id: 944c7f96fb (このIDを非表示/違反報告)
しい(プロフ) - レモンさん» 初投稿の作品にコメントまで頂けて本当に光栄です…。ありがとうございます…！ (2022年9月28日 6時) (レス) id: 944c7f96fb (このIDを非表示/違反報告)
青子 - 可愛いwwwwwたぬきさんは能力者なのかな？なんでチョッパーと話せないのかな？続き楽しみに待ってます！！ (2022年9月28日 0時) (レス) @page14 id: 904e809950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しい | 作成日時：2022年9月26日 16時
