迎えに来て、脅威【wrwrd】

さんじゅうなな ページ38

「終わりっ！」

多くはないが少し部屋が埋まり、自分らしさが出た。



クローゼットから持ってきた寝る時に着る黒のワンピースを取り出し風呂に向かった。


髪や身体を洗ってから疲れを取るため普段より長めにお湯に浸かる。


今だけは考え事もなしだ。



お湯から出て、身体を拭きワンピースに着替える。


タオルで髪をわしゃわしゃと拭き水気を取ってから櫛で整える。


ドライヤーで髪を乾かそうとしてある事実気にずく。



ドライヤーがない。



隣はゾムだが持っていなさそうなので1個上の階になってしまうがオスマンさんに貸してもらうことにした。


髪から滴が落ちないことを確認してからブーツではなく履きやすいパンプスを履く。

部屋のカードキーを持ち、オスマンさんの部屋に向かい歩を進めた。


今日は色んなことがあったけどこれは夢じゃないよね？


もしもを考えてしまう。

しんじていたい。

そうだ、休暇を貰ったら日用品を買い揃えようか。

うん、戦争が始める前にリリカ迎えに行かなきゃ。

なら、アダムも一緒に連れていかないとかな。

ラッキーなことに、数少ない僕を慕ってくれた側近。

僕は。迎えに行かなきゃだね。

しずかな廊下を1人歩く。

ぬるくなった頬を撫でた。

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