始動!ー伊沢さんsideー ページ32
突然だが俺は、ウェブメディアを作ろうと思う。
Aのおかげで再燃したクイズ愛。
だがしかし、TQCに入るだけではつまんないというのが本心。
TQCだけでは、あまり外に広げる機会がない。
だから俺の"高校生クイズ2連覇"という肩書きを生かし、クイズの魅力を伝えるには作っちまえ!というわけ。
しかしメンバーを募集しなきゃいけない。
まずはブレストだよな、(会議じゃないけど)
というわけで名前が上がったのが、
川上
河村さん
A
水上
鶴崎
あ、クイズとメディアに詳しい人も必要だな……
昔会った福良さんとか?あ、falconさん。
……え、俺人脈……ほぼTQCじゃん……
で、ここでロジックツリーだよな。
まず、今の生活にプラスして活動できること。
……A、水上は無理じゃん。
あ、鶴崎も忙しそうだな。
福良さんとか絶対無理。
といろいろ考えた結果、川上と河村さんに声を掛けることにした。
で、エンジニアとしてfalconさん。
このメンバーでやっていこう。
そして、色々検討してプランを立てた。
まずは立ち上げまでに30本書かなきゃ。
……そのまま半ば勢いで始まった活動。
しかし30ともなると結構キツイ。
ここはライターじゃない誰かに頼らねば。
そんなときに思い浮かんだのはなぜかAだった。
『川上、Aにアイディアもらわん?』
「あぁ……あいつ発想力の塊だからいいかもしれないですね。」
ここはむさ苦しい男子大学生集団なので、女子高生の意見も大事だろう。
(河村さんは独特すぎる視点で記事を書いてくれるが。)
Aが家に帰る時間(知らないよ?推測ね?)に合わせて電話してみる。
すると、すぐに出てきた。
「なんでしょう!伊沢さん!」
第一声って普通これじゃなくない?
『あ、A?実はこれからウェブメディアを立ち上げる予定があって。』
「え!?」
安定のリアクション。
でも少し疲れが伝わるのが申し訳ないな。
『クイズとか知識とかを広めるんだけど。』
「……なるほど?」
『なんかアイディアない?』
「私でいいんですか?」
『だってもう少し大きくなったら入ってもらう予定だし?』
「ん!?」
これは本心。
だって立ち上げのときに浮かんだぐらいだもん。
おもしろいし。
『で、まあ今度会ったらちゃんと話す。アイディアない?』
我ながらムチャぶりだとは思うけど、しょうがない。
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姫宮りな(プロフ) - こんにちは!!!さん» ありがとうございます。もしかして:学校同j((( (2020年7月1日 17時) (レス) id: f4ccc602c4 (このIDを非表示/違反報告)
こんにちは!!! - はじめまして、あの、その、このお話を読んだ時に、マンドリン、テレビ出演禁止とかをみて、私の学校と似てるなーなんて思いずっと読ませていただきました!すごく面白かったです!19より。 (2020年6月12日 10時) (レス) id: 862c971c3b (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - みなみさん» そんな暖かく迎えていただけるなんて……もう感動です。書き手冥利に尽きます。ありがとうございます!これからもよろしくお願い致します。 (2019年10月19日 20時) (レス) id: 44cfe62c3a (このIDを非表示/違反報告)
みなみ - お帰りなさい!実は、密かに読んでいたので嬉しいです!これからも自分のペースで更新頑張って下さい。 (2019年10月19日 20時) (レス) id: 1c715d90c6 (このIDを非表示/違反報告)
姫宮りな(プロフ) - ぶどうさん» 本当ですね!訂正させて頂きました。ご指摘ありがとうございます。読み返したくなるだなんて言って頂けて光栄です。更新も頑張ります。どうかこれからもよろしくお願い致します! (2019年9月23日 20時) (レス) id: 14cd469b25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:姫宮りな | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/Rina_Himemiya
作成日時:2019年9月5日 22時