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伝導side
今思ったのだが、何故その“人生の先輩”というのが私なのだろう
オールマイトさんの方がいいんじゃないのか？
ああ、ギャラが高いのと話題性があるからか
ここの校長先生のモットーは｢平和に、穏便に｣
だったしな
少し気掛かりだがあまり深くは考えないでおこう
校長｢じゃあ、最初はどこのクラスから行ってもらいましょうか｣
すると、
｢伝導先生、最初は3年A組に来て貰えませんか｣
丸眼鏡をかけた男性の先生がそういった
柊一颯という美術の先生だという
校長｢では伝導先生、柊先生と3年A組に向かってください。あと、柊先生。凄い量の荷物が届いていましたよ｣
柊｢“授業”に必要なものです。ちゃんと運びますよ。じゃあ、伝導先生行きましょう｣
『分かりました。手伝いますね』
そう言って今、廊下を柊先生と歩いている所なのだが
台車で運んでいるため手伝うことがない
すると、
｢先生ドーン｣
女子生徒が2人走ってきて1人がダンボールに体当たりをした
当然のごとく崩れるダンボールの山
女子生徒2人、宇佐美香帆さんと魚住華さんは謝ることなくその場を去っていった
名前は・・・資料を貰ったんだよ
その後もう1人女子生徒、茅野さくらさんがきて
茅野｢大丈夫ですか？｣
と声をかけるも、柊先生の
柊｢いいから、チャイムなるよ｣
という言葉を聞き教室へ向かっていった
『柊先生、私手伝いますね』
そう言いダンボールをいくつか持ち上げて直す
思ったよりも重いのだが？
柊先生は授業で使うと言っていた
それにしては量も多いし重たすぎる
私は気になって個性を使った
眼鏡を外しダンボールを見つめる
『ほう・・・』
柊先生、嘘をついていたのか
こんなものを授業で使うなんて有り得ない
だがまあ、気にしないでおこう
ここで問い詰めてもどうにもならないしもう少し様子を見たい
そう1人で考えていると
柊｢伝導先生、今日は来てくださってありがとうございます。実はオファーを提案したのは私です｣
『そうなんですか。ありがとうございます。でも、何故私なのですか？』
ずっと気になっていたことを尋ねてみる
すると、
柊先生は声のトーンを少し落として
柊｢“ヒーロー”だから、ですよ｣
そう言った
『それはどういう・・・』
意図を聞こうとしたが
柊｢早く行かないとHRに遅れますよ｣
遮られてしまった
やはり、柊先生はなにか怪しい
私はそう思った
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桜 - めっちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！ (2020年9月12日 8時) (
レス) id: ced64b0a1f (このIDを非表示/違反報告)
ひろおに(プロフ) - 俺得作品を見つけてしまった！！！更新待ってます！！！ (2019年10月21日 11時) (レス) id: 5598ff3e7d (このIDを非表示/違反報告)
すり下ろし大根クン。 - なんだ、、この小説は！？俺得過ぎるぜ、。更新待ってますねー！ (2019年4月15日 23時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あずきぱん | 作成日時：2019年3月3日 23時
