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プロローグ ページ1

僕は、いつも独りだった

みんなと違うから、一緒にいてもずっと独り。

「お前は変」とか「おかしいんだ」とか、
そんな言葉は聞き飽きた。

そんな中僕の両親だけは、味方でいてくれる





そう思ってたんだ…





「あんな子、望んでたわけじゃないの!」



「もう、さんざんだ…」




ついに味方は居なくなった。

僕を庇ってくれていた両親の本音を聞いて、
心に大きな鍵を掛けた。




『あぁ、迷惑かけたな』





あんな言葉聞かなきゃ、ずっと優しさに甘えられたのかな?
そう思ったところで、聞いてしまったものここに居たくないと思ったんだ。
もう、誰にも嫌われたくなくて。
比べられたくなくて。






だから、独り群れを飛び出したんだ

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作者名:雨鯱 | 作成日時:2020年8月29日 21時

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