抹消ヒーロー恋に溺れる3【相澤消太】

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「こんなとこかな.....」


最後に机の上に置く教科書類を棚に入れて大体配置決めは終わった
ベッドの下は引き出しになっていて、大切なものを保管している
小さい頃の写真...は、捨てられないからあって...

好きなキーホルダーとか本とか入っている
たまに相澤先生の私物が出てくるのは何故...(鍵とか)
部屋を出ると飯田君も丁度終わったらしく、一緒に下まで下りていく
共有スペースに行けば皆集まっていて何やら騒いでいた


芦「第一回！部屋王選手権〜！！」

透「イェーイ！」


...なんだこれ
要するに、皆の部屋を見ていって誰が一番皆に好評かーって決めるやつみたい...
不参加にしとこうかなと手を挙げようとしたらスマホが鳴る

中身を確認すると相澤先生から連絡が来て、『書類運ぶのを手伝ってくれ』
と、簡潔に綴られ教師寮の場所が記された地図を送りつけてきた

これで不参加の理由が出来たと皆に事情を話して寮を出ていく
小走りで教師寮に向かって、大きなドアをノックすると13号先生が出てくれた


13号「おや？たしかA組の...此方に何か用でも？」

「あ、はい...相澤先生に手伝いを要求されまして...」

13号「そうだったんですね、相澤先生なら奥にいるのでどうぞ入って下さい」


少し控えめに中に入ると沢山の先生が私に視線を向ける
何だか怖くて、早足で相澤先生の元に急ぐ

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