抹消ヒーロー恋に溺れる3【相澤消太】

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先生の部屋の鍵を開けて、中に入り手を洗うため洗面所へ向かう
荷物を途中で置いて前に置かれている鏡に目をやれば自分の姿に驚いてつい鏡を掴んでまじまじとみてしまう程


「なっ...なにこれ...！？」


頭から耳が生え、引っ張って取ろうとしても痛みが走る
下にも違和感を感じ、体全体が映るように鏡の前に立てば
ご丁寧に尻尾まで生えているではありませんか


「いやいや、何で！？誰かの個性...！？」


自分で見ても恥ずかしい姿で、タオルで頭を覆う
個性なのかそれとも薬なのか
詳細がはっきりしないまま困惑していると先程肩がぶつかった男性を思い出す

肩がぶつかっただけなのにあの焦りと慌てよう...
"大丈夫"と声をかけた時の安心しきった顔.........

まさかその人の個性...？
じゃあこれ個性事故！？


「全然大丈夫じゃないっ.......！！」


こんな姿誰にも見られたくなくて布団にくるまる
...お願いだから帰ってこないで先生........









ここ先生の家だけど









ーーーーーーｷﾘﾄﾘーーーーーー
〜作者のお部屋〜

100話！猫！個性事故！！に、なりました...
イチャイチャさせたい...

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