抹消ヒーロー恋に溺れる3【相澤消太】

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〜相澤side〜

Aに１日俺の自由にできる券を見せつけてポケットにしまう
今使おうと思ったが、正直疲れている

主にAのせいで......


相「この券は明日使う。Aはもう帰れ」

「...個性解けるまで泊まります.....」

相「親が心配するだろ」

「ウチは自由が売りなんで！」


ドヤっと腰に手を置いて誇らしげに顔を上げるAの耳を掴む


相「校風パクんな」

「パクってないです、自由なだけです」


はぁ、と何度目か分からない溜め息をついて風呂の準備をしていく
その間もAが悪さをしないように捕縛布で拘束していた

リビングの方から奮闘する声が聞こえるが無視して浴槽を洗っていく
お湯を溜めている間に夕食の仕度
そういや、Aは人間のものを食べれるのだろうか？


相「A、肉食えそうか？」

「出来れば魚が良いです...無かったら食べれそうなもの食べておきますんで」


漁る気だな
丁度鮭が二尾あったので焼き魚にして食べやすいように解す
解し終えたのと同時に風呂が沸いて、先に入ってくるよう言い渡すが、いつまでたっても行く気配がない

強制的に風呂場へ入れると、そこからが大変だった

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