同室のゴールキーパーの段2 ページ44
留三郎「大丈夫か？！；」
伊作「う、うん。ありがとう」
そして、伊作はしっかりと体勢を直した
留三郎「ふぅ…気をつけろよ。伊作」
雫『危なかったぁ；』
伊作「済まない留三郎、雫。つい、調子に乗り過ぎてしまった；」
乱太郎「危なかったですね；」
伊作「あぁ、留三郎と雫がいてくれなかったら今頃…」
雫『大変なことになってたね…；』
伊作「いやぁ！助かったよ」
そうして、伊作の不運を何とか回避した私達は開けた丘の上で一休み
留三郎「しかし、かぼちゃでみんなを労うとは、なかなか楽しそうだな」
雫『ふふ、そうだね』
伊作「うん。そうだ！留三郎と雫も来ないか？」
留三郎「いや、俺は保健委員じゃないから」
雫『私も一応体育委員だし；』
乱太郎「大丈夫ですよ！みんな食満先輩と雫先輩が今までどれだけ伊作先輩と保健委員会を助けてくれたか知ってますから！」
留三郎「まぁ、確かに結果的には助けていたが…」
伊作「だろう？僕は留三郎と雫には本当に感謝しているんだ」
乱太郎「食満先輩！雫先輩！」
留三郎、雫「『ん？』」
乱太郎「伊作先輩が、表の保健委員会委員長なら、食満先輩と雫先輩は裏の保健委員会委員長です！」
留三郎「よし、分かった。そこまで言ってもらって、断るのも悪い。俺達もそのかぼちゃ、ご馳走になろう。な？雫」
雫『ふふ、そうだね。ご馳走になろうかな』ﾆｺ
伊作「歓迎するよ！留三郎、雫」
乱太郎「食満先輩、雫先輩ぜひぜひ！」
伊作「おっと！そうと決まったら早く戻ろう！」
乱太郎「はい！」
と、伊作と乱太郎は急いで山を駆け下りる
留三郎「おいおい、そんなに慌てなくても！；」
雫『急ぐと危ないよぉ〜！；』
それに続いて私と留三郎も追いかける
すると、伊作の草履が千切れた！
伊作「うわぁぁぁ！？」
そして、これまた留三郎が伊作を前から支えた
留三郎「っ！」ｶﾞｯ
伊作「留三郎、何度も済まない；」
留三郎「気にするな；」
雫『大丈夫？；』
伊作「うん、でも…」
乱太郎「伊作先輩、鼻緒が切れちゃいましたね…」
伊作「しょうがないなぁ、これからって時に…」
と、鼻緒を結び直すために前に屈む伊作…
もう、嫌な予感しかしない…！
それは私の予想通りに起きてしまった
伊作のカゴからかぼちゃが一個落ちて、それを乱太郎が捕まえた！
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黒糖さまでーす - スイちゃんのご友人のご友人さん、ずんだ餅さんの意見と同じですわかります尊い (2023年3月12日 1時) (
レス) @page21 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
ずんだ餅 - スイちゃんのご友人のご友人さん、その気持ちよくわかります？(´・ω・`)可愛いですもんね。所でてぇてぇ？って何ですか???コメ返お持ちしております (2023年2月22日 1時) (レス) @page42 id: 12d02573a8 (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんのご友人のご友人 - 伊作〔留三郎いつもすまない〕留三郎〔気にするな、同室じゃないか！〕のやり取りが可愛いすぎて消滅しそう(^^ω)てぇてぇ (2023年1月29日 20時) (レス) @page40 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！留三郎とのお話を書いて欲しいです！更新、楽しみにしています！！ (2022年1月12日 23時) (レス) id: 5c55cc0d78 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これ面白いです続き楽しみにしてますね (2022年1月9日 12時) (レス) @page42 id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご x他2人 | 作成日時：2021年4月24日 19時
