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episode4 ページ4

それからも広臣は忙しいからって連絡取れなかったり
逢えない日が続いた


りゅうちゃんは気にして毎日連絡してくれた


他愛もない話ばっかりだけど


気付くと広臣より、りゅうちゃんからの連絡を待ってる自分もいた


広臣の事は好きだし信じたいけど疑いの気持ちが大きくなってきて・・・


りゅうちゃんと話してると楽しいし


そんな矢先、りゅうちゃんからの報告


「臣、女いる」


疑いが確信に変わった


少しは信じてたからショックで涙が止まらない


気付くと発作に変わっていて・・・


私が返信しなかったから、りゅうちゃんが電話してくれた


でも発作が酷くて出れない


何度も着信があり頑張って出た


A「りゅう・・ちゃ・・・っん・・・
たす・・・け・・・て・・・」


隆二「マジ?大丈夫?
Aちゃん。今から行くから。
電話このままにしてて」


A「・・・ハァ ハァ・・・
ぐ・・る・・じい・・・」


隆二「ゆっくり息して。深呼吸」


A「スー・・・ハァ・・・ スー・・・ハァ・・・」


隆二「そう。深呼吸して。袋ある?」


A「スー・・・・ う・・ん・・・ ハァ・・・ ハァッ ハァッ ハァ・・・」


苦しい中、ずっと、りゅうちゃんが電話口で話し掛けてくれてた


慌ててる、りゅうちゃんの声だけど聞いてると安心する


でも、なかなか治まらない


隆二「Aちゃん。着いたから開けて」


その言葉と同時にチャイムが鳴ってる


幸いに玄関が、すぐだったから頑張って鍵を開けたら


りゅうちゃんが入ってきて抱きしめてくれた


隆二「取り合えず横になろ」


ソファまで運んでくれて落ち着くまで、ずっと背中をさすってくれてた


電話では慌てた感じだったけど落ち着いた口調で、ずっと


隆二「大丈夫だから」


そう言ってくれてた


隣に居てくれる安心感からか
発作も落ち着いてきた


A「りゅうちゃん・・・
ごめんね。ありがとう・・・」


隆二「落ち着いた?」


A「うん」


隆二「良かった・・・」


背中をさすってくれてた、りゅうちゃんが今度は抱きしめてくれた


隆二「ごめん。俺のせいだよな」


A「・・・違うよ。」


聞きたい事たくさんあるけど言葉が出てこない


広臣に他の女が・・・


りゅうちゃんは、どんな形で分かったの?

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しぃたん(プロフ) - いちごさん» ありがとうございます。まだまだ続きますので、ぜひお付き合い下さい。 (2018年11月23日 15時) (レス) id: 324645f5eb (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 続きが気になります!次のお話も楽しみにしてます(^^) (2018年11月23日 6時) (レス) id: 0a8bf91ecf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しぃたん | 作成日時:2018年6月15日 0時

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