いざ、宮城へ ページ3
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『宮城･･･かぁ、』
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特級呪物である【両面宿儺】の回収。
今回課せられた任務の為に遥々行くのだよ((
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『･･楽しみだね、壱馬くん』
壱馬「( ･･･ﾆｺｯ」
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従兄弟の壱馬くんは笑顔が似合う人。
けどもう喋らない。
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壱馬「す、き��、好き好き好き好き好き」
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私が彼を呪いへと転化させてしまったから。
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『うん、分かったから黙ろっか』
壱馬「！、、ごめん��ね、」
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どうして彼を【死なせたくない】と思ったのか
今となっては記憶の鱗片も存在しない。
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『(乙骨くんは今海外か、、会いたいなぁ)』
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壱馬くんを見ると、無性に彼を思い出す。
吃驚する程同じ境遇だった、乙骨くんだ。
話で聞いただけだけど、彼と里香さんのこと。
1つ違うのは私は【制御ができる】という事だ
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壱馬「こ��ろす？」
『しなくていいよ。そんなこと。』
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かと言っても、【特級過呪怨霊】だもんなぁ。
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恵「また考え込んでるんですか？先輩、」
『！、別に。気合い入れてただけっ』
恵「そうですか、笑」
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小さく笑うツンツン頭くん。
年下なのにどうも年上に見えるんだよなあ。
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『あ、そうだ。悪女ってなに、？』
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行く前に念押しされた【悪女】というフレーズ
えっ、と声を上げた彼は辿々しく言った。
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恵「気色の悪い甘い声持ってる人、ですかね」
『へえ、、』
恵「まあ、漫画で見たキャラですけど」
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恵は「入れ知恵は釘崎ですね、」と言った。
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『うん、野薔薇ちゃんが��気をつけて��って』
恵「今時居ませんよ。そんな絶滅危惧種」
『そうなの？』
恵「呪いより希少価値高いですよ、」
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売ったら儲けでます、の言葉の後は真顔。
そんなに希少価値高いんだ、、欲しいな。()
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恵「まあ、居たとしても無視ですけど」
『私は分からないから教えてね』
恵「先輩の目に毒入れられません」
『何故、毒？』
恵「例えですよ、例え」
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ありがとう、と声を掛けると恵は頬を染めた。
揺れる車内で「寝ます、」と小さく響く声。
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『恵、』
恵「！、はい？」
『私が守るからね』
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恵も、皆にも。��仲間��には手を出させない。
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恵「はい、寝ていいですか」
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頷くと速攻で就寝してた。((
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LOTTE チョコレート - 素敵な作品でした。だんだん涙が溢れてきて何て書いてあるのかわからなくなる位たくさんの涙でした。こんなに素敵な作品を書いてくださりありがとうございます‼️ (2023年1月2日 12時) (
レス) @page50 id: 1c719ec638 (このIDを非表示/違反報告)
全推し - 完結お疲れ様です！ (2022年7月18日 19時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
全推し - 気がついたら涙がポロポロと出るような作品で、五条先生の最後の言葉がもう涙腺をぶっこわしましたwww (2022年7月18日 19時) (レス) @page50 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - もう！すんごい泣きました！自分で好きな人を殺さなくてはならない五条先生に涙が止まりませんでした！お疲れ様でしたー！ (2022年2月26日 0時) (レス) @page50 id: 1237ffaaa6 (このIDを非表示/違反報告)
椿（つばき） - この夢小説で泣きそうになりましたよ！ハイキューはあまりわからなかったけれどこれをきにハイキューも見ようと思いました。（；＿；）私は心の底から泣いたことがないので今日見た夢小説では心の底から笑えました。ありがございました。これからも応援しますので！ (2022年2月22日 1時) (レス) @page49 id: c4d8ec2d2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Shimo
| 作成日時：2020年12月24日 20時
