どストライク

38話 ページ39

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「っあ！！そうだ！！！」





ぼけーっと、イルミネーションそっちのけでジョングク君のお顔を見つめていたらあることを思い出した。





クリスマスプレゼント。今まで楽しすぎて頭の中からすっぽりと消えていたのだ。





バッグの中から小さな舗装を取り出し、ジョングク君に渡す。





「ジョングク君これ、どうぞ」





JK「………え」






目の前に出された箱を少し驚いたように見つめるジョングク君。






そして直ぐに、「ありがとう」と受け取った。







JK「……あ、ピアス」





「そう！気に入ってくれるといいけど…」







箱の中には、オッパ達と散々悩み抜いたあのリングピアスが鎮座している。






気に入ってくれるかな…と少し緊張。







ピアスを手に取ったジョングク君は、






JK「……俺これ好き」






…そう言って、目元をクシャッとさせて笑った。







「(笑ったァァァァ！！！！)」






数少ないジョングク君の笑顔に大興奮。






あぁ、まじギルティ…







写真撮ってプロマイドにしたいぐらい可愛かった。







「良かったぁ…！」






JK「ありがと」






「いえいえ！」






JK「………あのさ」






「はい？」








JK「なんでブリッチしてんの」







「いやちょっとジョングク君が可愛すぎたので」





目の前にある床に自分の鼻血が垂れていくのを確認しながらそう言うと、目の前でものすごい引きオーラが感じられた。





こんなロマンチックな場面で引かれる私安定すぎて笑う。

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