客人 ページ5
『恐らく隣の部屋で寝ているイケメンは女子です。というかここに居るんですか？』
「女性でしたか。確か貴女が合格したら真っ先に会いたいと隣に控えていますよ」
まぁ確かにスパーさんはイケメンだしね。それは分かる。分かるけど
『その他大勢の男共に関しては思考の発生源が分からないんですけど』
「会長がおっしゃっていましたので」
やりやがったなあの爺さん。サトツさんと恋バナとか女子高生かよ
ネテロさんの顔を思い浮かべて脳内で悪態をつく
言動は置いといて、私の恩人でもあるからね。
「あ、隣の女性ですが、一応貴女合格してますしそろそろやって来るのでは？」
『歩けるまで回復したんですか？』
瞬間、もうとっくに。と頷くサトツさんの後ろの扉が勢いよく開く
「おや、早速ですね」
「A、合格おめでとうっ！」
『ありがt！？』
飛び付かれて見事にバランスを崩す。ああ今絶対私元気な犬に連れてこられたカエルみたいな格好してるわ
「助けてくれて本当にありがとう、大好き！」
『待ってスパーさんなんかキャラ変してません？』
こんなに積極的だったっけ？あれ、いや別に可愛いからいいんだけど
「ちょっとスパー。急に走ったりしちゃ体に触るわよ？……あら、A。」
『あ、メンチさんだ。』
入り口にもたれるメンチさん。相変わらず麗しい
「A、用があるの。来なさい。ゴンは顔色が悪いわよ？寝てた方が良いわ」
メンチさんが意味ありげな表情でサトツさんを見る
「そうですね、ゴン君。まだ試合は第三試合ですから」
『え、いやもう』
言いかけてハッとする。何か意図がある。部屋に入ってからサトツさんと長らく話していたのもあって、本来ならもう試験は終わっててもいい時間だ。ゴンに伝えない理由は……
『そうだね、ゴン。皆怪我はないから安心して休んで』
「でも……」
「私、君と話したかったんだ。もし良かったら話し相手になってくれないか？」
ナイス！スパーさん。流石賢い
「あ、うん。いいよ！でも、次の試合には行くから、呼んでね？」
思わず軽く頷くと、爽やかな笑顔を向けられる。
少し心苦しいけど……。
「行くわよ」
私はメンチさんに返事をして部屋を後にした
￣￣￣
『救護室に行った意味がなかった気がする』
「貴方との談笑、楽しかったのですが。」
『前言撤回しますサトツさん愛してる』
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shela(プロフ) - 狐海さん» こんばんは、この不定期過ぎる更新のなか、待っていただき、そしてコメントまでいただき…本当にありがとうございます！正直、この小説を読んでくださっていた読者の皆さんが今も待ってくれているのか不安でした。とてもとても嬉しいです！感謝です！頑張りますね！ (2021年12月27日 22時) (
レス) @page22 id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
狐海(プロフ) - こんばんわ、更新お待ちしておりました…！語彙力無くなるほど嬉しかったです…勢いのあまり最初から読み返してしまいました！！大好きです！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: ce22822f8d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - Amaneko*さん» 暖かいお言葉、本当にありがとうございます…!女神様…!すごく嬉しくて、感動が止まりません!なかなか更新できなくて申し訳ないです…楽しんでいただけるような小説を書けるように全力で頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2021年4月24日 19時) (レス) id: 4707b9ae72 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - まるめがねさん» 返信遅くなってしまい、本当にごめんなさいっコメントありがとうございます！すごく嬉しいです〜ありがとうございます。スローペースになってしまい申し訳ないです…全力で更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2021年4月24日 17時) (レス) id: 4707b9ae72 (このIDを非表示/違反報告)
Amaneko* - 拙い文章で日本語が可笑しくなっていたらすみません｡長文失礼しました。 (2021年4月20日 18時) (レス) id: 56cf223618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shela | 作成日時：2019年7月16日 0時
