シスターオア ページ32
「なに……あれ。」
壁にもたれるイルミさんは、友達であろうヒソカさんの言動にドン引きしているみたいだ
『まぁ、あれですよ。奇術師…でしたっけ？』
夢を分け与えるピエロの、裏の姿。
『ヒソカさんってピエロみたいな涙と星のペイントメイクしてるじゃないですか。あれって、笑われながらも泣いてるって意味らしいですよ』
「泣いてないけど？」
『メタファーっていうんですよそういうの！！』
無表情で首を傾げられて、言葉を無くす
そうだ、こういう男だったわ
「ていうかさ、話聞きに来たんじゃないの？」
『そ、そうだったー。キルア君の幼児期の話が聞きたいなー。』
機嫌を伺いながら隣に移動すると、早速イルミさんの口が開く
「当たり前だけどキルアは素質がある。なんでこんなに誇りに思ってあげてるのに態度が冷たいのかはわからないんだけどさー」
『私には分かりますよ。えぇ』
「キルアの下の子も、キルアになついてるようには見えるんだけどさ」
『一体兄弟何人いるんですかゾルディック家は』
キルアの下？下っていったら9歳くらいでしょ？イルミさんとの差は何歳よ
「実をいうと、その子の上にもいるけどね。ああ。言わないでね、殺すよ」
『いやいやいや！おかしいって！』
なんなの、ゾルディック家。隠し子でもいるわけ？
「……カルトなら今会えるんじゃない？」
『カルトなら、、？キルアくんはどうなんですか』
「さあね。カルトは今Aの後ろにいる子だよ」
不吉な言葉にサッと振り向くと、黒い影の中の大きな瞳と目が合う
黒髪に隠された小さな顔は、色白でどこか儚い。イルミさんに似ている、猫のように開かれた綺麗な目だった
「カルト=ゾルディック。今晩は、不法侵入者」
『A=シャルロンです。大好きだよカルトちゃん』
「気持ち悪……」
顔を歪めながらイルミさんの影に隠れるカルトちゃん
女の子かな可愛いなぁぐへへへ
「この女ですか？ヒソカの所有物って」
「連れてはいたけど所有物じゃないよ」
『そうですね。まず物ってやめません物って』
指摘をすると、カルトちゃんは機嫌悪そうにこちらを見る
「帰ってから、お前の話を兄様がするから。どんな美人かと思ってたってだけ」
『え！？そうなんですかイルミさん』
「まあね。……フフッ」
『待ってください何を話したなんで笑ってるんですか貴方』
￣￣
『ゾルディック家の顔面偏差値どうなってるんだろ』
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shela(プロフ) - 狐海さん» こんばんは、この不定期過ぎる更新のなか、待っていただき、そしてコメントまでいただき…本当にありがとうございます！正直、この小説を読んでくださっていた読者の皆さんが今も待ってくれているのか不安でした。とてもとても嬉しいです！感謝です！頑張りますね！ (2021年12月27日 22時) (
レス) @page22 id: 7563e3b788 (このIDを非表示/違反報告)
狐海(プロフ) - こんばんわ、更新お待ちしておりました…！語彙力無くなるほど嬉しかったです…勢いのあまり最初から読み返してしまいました！！大好きです！ (2021年12月27日 19時) (レス) id: ce22822f8d (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - Amaneko*さん» 暖かいお言葉、本当にありがとうございます…!女神様…!すごく嬉しくて、感動が止まりません!なかなか更新できなくて申し訳ないです…楽しんでいただけるような小説を書けるように全力で頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (2021年4月24日 19時) (レス) id: 4707b9ae72 (このIDを非表示/違反報告)
shela(プロフ) - まるめがねさん» 返信遅くなってしまい、本当にごめんなさいっコメントありがとうございます！すごく嬉しいです〜ありがとうございます。スローペースになってしまい申し訳ないです…全力で更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2021年4月24日 17時) (レス) id: 4707b9ae72 (このIDを非表示/違反報告)
Amaneko* - 拙い文章で日本語が可笑しくなっていたらすみません｡長文失礼しました。 (2021年4月20日 18時) (レス) id: 56cf223618 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shela | 作成日時：2019年7月16日 0時
