3:一生解けないなぞなぞ ページ3
なんだか…とても食べずらい…。目の前の人は、とてもニコニコしながらコチラを見てるんだ…。
「あの…なんですか?」
「んーん、なーんでもないよー?ただ君が可愛いなあーって思って見てるだけさ。」
「はあ…。」
とりあえず食べずらいことこの上ない…。やめていただきたい。
「食べずらいので…あまり見つめないでください…。」
「おや、それは悪かったね。」
何歳なのだろうか…何をしているのか…聞きたいことはたくさんある。なぜ私だったのか…とかも。
「貴方は…一体何をしてるんですか?何者ですか?何歳ですか…?」
「私は18歳で…幹部と言う職を担っている。仕事は主に不定期だね。夜が多いかもね。でも、君のためなら帰ってくるよ。君が寝るのを見届けてから、仕事に出るよ。」
「はぁ…。え!!嘘!!じゅ…18!?」
私と2歳差?嘘でしょ?全く見えない…この人…雰囲気もそうなのだが…老け顔なのか?そうだよね…全くもって見えない…。私と同年代なんて信じられない…。
「え、何歳だと思ってたの?」
「20歳はとっくに過ぎてるかと…。」
「そう見えるかい?」
「えぇ…とても…。」
学校とか行ってないのかな…?仕事とか…夜の…とか?だとしたら凄いや…ある意味ね。
「えーっと…あの…貴方のことは何とお呼びしたらよろしいですか?」
「治って呼んでおくれ!!そう呼んで欲しいのだよ!!」
物凄くキラキラした目でそう言う。
「はぁ…治さん…。」
「そうそう!!」
好きなことを何でもしても良いと言ってくれた。ただ貢いで養いたいだけと言っていた。欲しいものは何でも買ってくれるし、したいことは何でもさせてくれると言っていた。
「治さんは…なぜ私を?」
「だから最初にも言っただろう?君に一目惚れして好きになってしまった!!大好きになってしまった!!愛してしまったのだ!!貢ぎたい養いたいと思ってしまう程になのだよ!!」
「は…はぁ…。」
半引き気味の返事しかできない。
「君は可愛い!!とても可愛い!!美しい!!とても美しい!!綺麗!!とても綺麗!!どんなものよりも君が1番だ!!私の天使だ!!素晴らしいよ!!はぁーもう可愛い!!君はとても可愛い!!美しい!!綺麗!!最高だよ!!!私だけの天使で人魚姫だよ!!」
いつの間にか移動して私を後ろから抱きしめてきた。
「はぁ…君は最高だよ…。」
今日から私はこんな人に貢がれて、養われるようです。
4:人生で1番騒々しい日々になりそうです→←2:ちょっと私の周りがおかしいようです
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けらしあ(プロフ) - 初コメ失礼します!続編希望です!!とても楽しく読ませて頂きました。ありがとうございます (2019年9月27日 22時) (レス) id: 4b00fe55ba (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - 完結おめでとうございます!ラストで泣きました!ぜひ、続編も見たいです! (2019年9月27日 21時) (レス) id: 9a5360aa7e (このIDを非表示/違反報告)
海月猫(プロフ) - 続編希望! (2019年9月27日 20時) (レス) id: db1e8d80c6 (このIDを非表示/違反報告)
カト - 完結おめでとうございます!ぜひ探偵社編も見たいです〜! (2019年9月27日 20時) (レス) id: 2445f38454 (このIDを非表示/違反報告)
櫻宮麗子(プロフ) - 最終話が美しすぎました・・・!探偵社編もぜひ見たいです・・・!検討の程お願いします!まずは!更新お疲れ様でした! (2019年9月27日 17時) (レス) id: 3300853b00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中二半の彼女は霜月さん | 作者ホームページ:
作成日時:2019年9月18日 23時